今日のカプエス2メモ(ギース強化を目指して)

カプエス2全国大会前の俺は「無敵技ダイヤグラムプラス1理論」を持論としていた。

どういうことかというと、ダイヤグラムというのは雑誌の記者が巷の勝率とフィーリングとかで付けているものであり、上手いやつは多少のダイヤ不利でも無敵技でまくってしまうことを考えると、無敵技の付いているキャラは目安のダイヤグラムにプラス1くらいの潜在点があるという考え方だ。

それで、ガイルはストIIからずっと使っているキャラでカプエス無印でもメインだったので最初はリュウ・ガイル・ダルシムカプエス無印でレシオによって出来なかったチームや旧レシオの高い轟鬼サガット・ベガなどを試し、キャラ固有のやりこみ前に持ち前の無敵技テクニックで勝てしまうリュウキャミィサガットから2人とガイルという風にキャラを決めていた。決してランダムにやって勝ったものを取ったわけでない。その時にはその時にそれに至ったロジックがあるのだ。

そして、その無敵技理論は波動昇竜ジャンケン理論を提唱するようになってから、だいたい波動拳が付いているやつは昇竜拳も付いているし、技の先に昇竜をぶち当てることでリーチの差を埋めるという細かい戦略は波動打つか打たないかの大博打を降りてからの話でしか無いことに気づいた。

しかし、カプエス2においてCANグルーヴは前転が速いキャラには弾ジャンケンは成立しづらく、足払いと前転と待ちのいびつなジャンケンが存在する。この研究はまだ関係性がハッキリしない。足払いはガードしていると無事ではあるがカプエス2にはガードクラッシュがあるため、踏み込み足払いにも不定の期待値が有り、大足払いを読めば前転してコンボが入るので期待値的には前転のほうが高そう、また前転で反撃確定とはならない中足払いや小足払いでもガードクラッシュ値は少しあるので微小の期待値はある。

そこらへん、机上で考えるだけでなく、無敵技がないけど自分の持ちキャラであるギースと春麗をもっと詰めたらどうなるかということが最近のテーマである。

ギースには無敵技がないので、烈風拳打つ打たないジャンケンとしゃがみアッパーや昇り蹴り対空の戦略は烈風拳を打たない時に飛び込んできた相手には使えるが、烈風拳の弾が出てから飛び込んできた相手には無敵対空がないために、当て身投げか小技か地上ガード、空中ガード、前転などの昇竜拳以下の答えしか持っていない。

ではリュウのほうが味が良いかというと、烈風拳を打たずとも大足払いが長い、大キックが前進する、威力と体力で勝っているという利点があり、リュウに慣れているゆえに大足払いと烈風拳としゃがみ強パンチで戦えてしまうのだが、当身どころを見極めるのがひとつの課題。

また、疾風拳とめくり中キックがあるので餓狼伝説スペシャルのギースと違って飛び込む選択肢もある。また、前転は全キャラ中では真ん中かやや遅い部類だが、相手のスキに前転できた時は邪影拳やデッドリーレイブがあるため期待値がバカ高い。

それゆえ、机上で期待値の高いと踏んだ行動を実戦に組み込んで今まで見たこともないような珍しい動きのCギースが組み上がってゆく。

昇竜拳がなくリーチと威力のあるリュウ」ならサガットのほうが上だが「烈風疾風でいやらしくゲージを溜めながら立ち回りで減らし、前転デッドリーレイブでいつでも殺せるギース」にちゃんとなってきて、コンピュータ戦でそれが実戦出来てきている。

無敵技理論は今でも捨てたわけではないが、豪鬼でキムの大足払いを見切って昇竜した時に足払いの先端に豪昇竜が1ヒットだけしてそこから「さあ起き攻め」となった時にストIIならダウンを奪うと強力な投げハメで試合を半分くらいの確率で勝つ期待値はあるが、カプエス2はそうでもないよなと思ったので、無敵技無いキャラもあきらめずにやってみようと考えをあらためたのであった。

波動昇竜キャラはやり尽くしたとか極めたとは言い切れないかもだが、机上では今以上に煮詰められない壁を感じているので、理論面で伸びしろのあるキャラのほうが研究する分には面白い。プレステで遊んでいるだけで「研究」という単語を使って科学者に失礼ではないかという人もいるかもだが。

そんなわけで、無敵技こそ無いが前転や小技の期待値が異様に高いギースと春麗。なんかひとつのコンセプトを持ってやっているとチーム全キャラそのコンセプトにしたほうが練習課題のまとまりがあって良いのだが、そこに持ち味の違うガイルがいることでバランスが取れて「この3キャラ使いこなせる俺上手い」という自己陶酔効果もあって良し。1日数回の1人用でも先に理論あっての実戦のループに入っていて満足感がある。

ガイルもサマーが冴えて戦い方が少しずつ変化してきている。まだやりこみ不足だったなと思うところが見つかるたびに「アレだけ頑張ったのにダメだった」という全国大会の決勝トーナメントでの傷が癒えていく。強いやつがもしかしたらもっと今強くなっているかもだが、もう伸びしろが見つからないと嘆いていた自分を振り返ると昨日より伸びている。その感覚だけで全国大会の前だって毎日楽しかったじゃないかと。

サンナオトでモンブランを食ってきたのだ!

うまそうな写真を撮ってきたぜ!

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秋冬になると栗の美味しい季節。モンブランは栗を使ったケーキなのだ。

みくちも食べるとほとんど無くなってしまうケーキに600円を出すのはたまの贅沢。

栗のケーキ、モンブランを食べた後に飲むコーヒーはいつもより美味しいのよ。

最近気づいたんだけど、入り口からテーブル席とレジをはさんで反対側にカウンターとテーブル2席があって表からは見えない隠れ家スポットになっているんだぜ。

そこでこっそりと写真を撮ってきた(もちろんマスターにはお断りを入れてだぜ)

ああ、幸せ。今年は節約のためにモンブランでなくダイソーの甘栗で我慢しようと思っていたけど、やっぱりこの季節には食べたくなる。ごちそうさんでした。

カプエス2攻略メモ(春麗の小パンチ連携)

このブログの格闘ゲームの話はゲームをしない人でも読めば何かが分かるよう書いてきた。ネットを始めたスグは「格闘ゲームってスゴイことなんだ!」と思わせるように難文を書いてプロパガンダを張っていたが、その結果書いている人よりも遊んでいる人にスポットライトが当たる形となり、書くと遊ぶの両立という面で葛藤があった。

そんなにやり込んで本当に結果が変わるのか、疑問な部分もありつつも波動拳を打つかジャンプするか待って相手のジャンプを昇竜拳するかのゲームに一体どんな研究があるのかというと、大局には影響しないかもだが続けていると様々の"TIps"に気付き、それらは大会でスポットライトを浴びた時にマニアに受け、実況が盛り上がるプロレス技のような効果があり、棚橋がドラゴンスクリューを決める時にいきなり決めずにロープに振られてミドルキックを同じシチュエーションで2回食らってから3度めの正直でドラゴンスクリューを決めることでアレはミドルキックに対するカウンター投げ技だ!ということが見ている人にも分かる、というようなこともある。

それで、前置きがやたら長くなったが今日の春麗の研究メモを残しておく。

メモをためれば凄い攻略に成るのかと言うと、多分為らないとは思う。

春麗は遠距離気孔拳でゲージをためる、立ち中パンチを差し込む(差し込むとは相手のスキを見て離れた位置から歩いて中パンチが当たる距離まで詰めて即座に突くこと)、飛んできた相手をしゃがみ強キックで落とす、などの1ページに収まる程度の攻略を軸に色々の相手の技の返し方を覚えていくことが基本となる。

そういう大局的な攻略はもちろん大切だが、もっと細かい小技。どこまでも極まらない大局を追うよりは出来たほうが確実に強くなる小技を少しずつ煮詰めていくメモ。

その中で今日はめくり小キックや前転などを起点に小パンチが当たる間合いになった時の連携に重点を置いて何が出来るのかということを掘り下げた。

まず、元々のセオリーをおさらいする。

しゃがみ小パンチは目押しで2回つながり、そこからしゃがみ中パンチにつなぐ間にヒット確認して鳳翼につなげるのが基本である。

この技は小パンチという発生の早い技が7600ダメージに繋がるそれだけでインチキな技だが、めくり小キックの後と前転の後しか狙い所がなく、裏は投げしか無いのでおとなしくしている相手には投げるか、小小中とガードさせて、せいぜいが中気孔拳につなげる程度で攻めが途切れてしまう。

しゃがみ小3発から遠距離立ち中パンチは届く、1フレ目押しで繋がることもある。(カプエス2のゲーム進行スピードはターボ1の60FPS準拠で動いており、工場出荷のターボ2設定では同じ1フレでもコマ飛びが発生する確率があって1フレ目押しは安定しない。2フレ猶予目押しなら1〜2フレ猶予に狭まるが1フレ目押しできれば安定して繋がる)だからしゃがみ小3回から立ち中パンチから鳳翼まで入力するのは実践的でない。ギャンブルとして狙ってもよいが、しゃがみ小をやんごとなき事情で3発つないでしまったら立ち中パンチ中気孔拳を入れておいても良いかな的な。賭けるならレベル1が無難か。

めくり小キックヒット後で相手が立ち状態もしくは座高が高い相手には立ち小パンチが連打で入る。立ち小パンチの連打は速いので立ち小パンチ2回しゃがみ小パンチを最速で繋げばしゃがみ中パンチが目押しで届く。

特に座高が高い相手への立ち小パンチは1発で止めて歩いて近寄りもう1発で1発づつ固めていって、カウンターで当たればしゃがみ小中鳳翼につなぐことが出来る。ノーカウンターでヒット確認できるかはパイロット性能次第。

だけどまあ、普通はしゃがみ小パンチ近距離大パンチの2ヒットで確認して大気功兼か鳳翼扇に行くだけで充分プレッシャーある。立ち小パンチがしゃがみに当たる相手はスピニングバードキックもしゃがみに当たるのでスピバハメで充分。

なんだけど、それらを見飽きた人には立ち小パンチ連携が棚橋のドラゴンスクリューの如く目新しく映るかもしれない。

最至近距離でなく投げ間合い前後でのしゃがみ小パンチから波動コマンド立ち中パンチを連携で打ち切り、カウンターヒット確認イコール立ち中パンチコンボ確定鳳翼扇というのはかなり使える。

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ギース「貴様らが全力を出そうが、どうにもならん」

春麗「でも、人は成長するのよ。想像を超えてね」

今日のメモはおしまい。


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