簡単な三面図フォームを作ってみた

 ざっと2時間ほど作業。

 三面図にパースを加えて四面図としたフォーム。

 まあ立方体はどこから見ても正方形なわけだが。いや斜めに見ると違うか。

 テストする時は立方体のままだと分からないので、歪ませたりしてテスト。

 個人開発としてゲームを作ったことはあるけど遊んでくださった皆様からはもっと真面目に作れという意見をいただいて、じゃあお金が欲しいという水掛け論に。

 お金が先か品質が先か、それでお金が出ていなくても品質を上げる努力はしようと思った時に、ゲームとしての出来栄え点以上に個人の趣味として3Dにしたく、2Dだったりボードゲームを作り込むより3Dをやりたいわけで、やり始めたのが今回の件。

 なんか勉強と称して学生さん向けの競プロ過去問を数問解いて、その応用で今回は3Dモデルのまさに数値モデリングというかデータ構造というか完璧なんじゃね?という。点XYZの辺P1P2の無向グラフでコレが分かればゲームボーイのXくらいまでは開発が個人で出来そう。

 なんというか、3Dって勉強段階だから見積もりが立たずに無限に時間使って、そしてその延長線で想像するとめちゃ工期かかりそうで高そうだったけど、グラフ理論が出来てあと三角関数をもちょっとやれば、案外と少ない工数でマトモに動くもの作れんじゃないかと。ゲームボーイでX出てスーファミスターフォックス出てカセットの値段も他と変わんなかったわけだし、あれセールじゃなくて頭いい人からしたら同じ値段のゲームだったんだろうなと。

 そんでも現実問題としてプレステが出た後に多くのゲームメーカーが膨れ上がった開発費を回収しきれず倒産したって話もあったから、その鬼門の3D開発に踏み込むのはともすると無謀なのかもしれないけど、今日は妙に俺なら出来る機運が高まって。

 そんでツールから作って、ホントにゲームに落とし込めるのかどうなのかって所。

夢だった

 俺は専門学校で3DCGの専攻だった。高校の時にプレイステーションが発売されていて、2年のフリーター時代にはバーチャファイター3が出ていた。しかし自分ではカプコンヴァンパイアハンターエイティングバトルガレッガに夢中であり、時代遅れな少年だった。

 在学中にフローチャートからプログラムやワープロソフトに表計算など基本的なアプリの使い方にデータベースやモデラ、カメラ、レンダラーなどを実習として使えたが、プログラマに憧れていたので、既成のソフトを使った実習にはどこか引いていた。

 それがプレステの3Dの面白いゲームにハマらなかったのが、単純と言って良いか、十分複雑なのだが、3DCGにはやたらハマった。モデリングレンダリングで数分のショートムービーを作っていた。

 卒業後は未来から過去に戻ったような感覚だった。ヘボいパソコンゲームの会社でもプログラマとしては半人前で、しかしそのまま転職で良い会社に入ってしまう。

 まあ社外秘を漏らすでは無いが、期待されたのはウインドウズに長けていたので、数値入力が基本だった3Dの物件入力にマウスを使うというような部門である。

 アメリカ製のライトウェーブやオートCADに国産で勝てるのかというところがポイントだが、まああの頃の開発部と言えば暢気なものだった。期待されてもらった高給を遊びに使っていた。

 それから紆余曲折はあったものの、あの頃の続きというか、専門学校の研究の続きをやりたいなぁ、とも思っていた。CADの入力を良くするというのは俺の再就職の課題としても宣言していた。

 それがこの体たらく。SNSでも昨日発表して、30人ほど先に見てもらったが、CAD/CAMという発想ではなく、モデルでもレンダリングでも頭でやって数値を直接入力してしまえば仕事が終わってしまうのである。

 そもそも、2Dの画面でXY座標を打つのはポインティングで済むわけだが、ピクセル単位になるとマウスやトラックボールよりもキーボードを好むドッターがいる。

 そしてZ座標を打つとなると、三面図で横から見て打つわけだが、それが形状が複雑になると、同じY軸から見たXZ座標の近いものから目的のポイントを拾うだけでもGUIではメチャクチャ手間がかかるのである。

 その目的の絵が頭にあるのなら、いっそ座標を数値入力したいと何度か思っていた。

 しかし市販のCADにはポイントを数値入力で入れていけるものはなく、反対に在籍していた物件入力の先行開発はフル数値入力の計算ソフトであった。

 まあ、グラフ理論をやると立方体は8点12線の無向グラフとなる。8点、座標で打ってそれをレンダリングするとなると、基本的手法としてレイトレーシングが考えられ、そうすると光源と被写体とカメラの三点の座標を持つわけである。

 けどまあ、スーファミスターフォックスくらいのゲームを考えると、ゲーム画面として騙すだけなら三角関数と三角形の描画でも十分そうであり、三角形が3Dなのではなく、動く三角形を見てプレイヤーや観客が十分3Dだと分かるから成り立つだけで、画面は2Dであり、2Dを取り扱うだけなら3DのZ座標は計算途中にメモリ上のみに存在して、計算結果としてはXY座標になるわけだから、計算の結果として消えてしまうなら、オンメモリーで答えとなるXY座標のカタマリを持つだけでも疑似3Dになりそうなものである。

 そのへんのカラクリを昨晩あたりから考え出して、まあ今日もぼちぼちやろうかと結果自体は急いでいないが、プロジェクトXのカメラ付ケータイの回を見て、その開発が最終的にかなりの個人プレーであるように描かれていたが、対外的にはその昔にIT営業からSH社に入る時には同社はかなりの人海戦術を取る会社であるとの評も聞いていた。実際、控室には従業員はたくさんいて、誰が何をしているのかひとりひとりは良く分からない。

 だから対外アピールをしっかりしないと、個人の仕事としては平らに評価され、高給取りとして入った時には周りはまだ敵だったようにも思う。

 まあ、ハードウェアをやっている人もソフトウェアをやっている人も平らで同じ従業員なら文句なしかもだが、ソフトが外注でそっちのほうが給料高いとなると不平が出るのも、そりゃそうよねって話で、だけどまあ外注と言ってもハードを買うユーザー企業なので、ハード買う分をお給料に乗せてもらわないと所得的には釣り合わない感じもするんだけど、俺の場合は派手に遊んでいるのが目についたようで。

 ただまあ、座標を打てば片付く3Dを3D座標として計算するのではなく、UIを考えますからと提案して、研究開発と銘打ってプログラムを組んでソフトウェア工学の本を読んでオブジェクト指向に行って、結局複写機のタッチパネルを作っただけ、という今までの落としどころを考えると、従業員の給料が平たいとしてケータイにカメラ付けた人よりもしもらってたらもらい過ぎで、やっていたことは夢のようなことだと思った。

 そもそも市販品としてスーファミが定価25000円でスターフォックスが9800円だったと思うので、それより後から来てソフトウェア開発だと言ってオブジェクト指向モジュレーションばかりをやってきたというのはTPOを全部間違えた独習ゆえの回り道であり、会社からもらったお金で勉強をしていたところで開発の成果を献上する前に退職してしまったとは思っている。悔いている。

 この始末書だけでも書いて残しておかねばならないというのが今日の反省。そして昨日の作業分はいったんOSSとして公開したが、ウォッチャーがひとりということで、誰かには仕事が伝わったとして、そのままプライベート開発に移行しました。

 どこかで買ってもらえる技術なのか、既製品の二番煎じになるか、それでもネットで検索しても出てこないくらいというレベルではある意味で最新技術だと思う。観測範囲がOSSだけなら、ということになるが。

不調です

 実は虫歯だらけで治療済みの金属歯がいっぱいあって歯医者さんいなかったら死んでるみたいな俺なのですが、それは「人生40歳にもなったらもう終わり」みたいな将来感から自分を大事にしてこなかった若い頃の延長線であって、それなりに人生が歳食っても楽しいと分かってくると健康で長生きしたいと歯磨きも趣味になりました。

 あとはアレですね、日本には虫歯や味噌っ歯は昔いて今もいるかもだけど、米国では歯を磨かない奴はアウトみたいな体験を三日ほどで強烈に刷り込まれたのもあります。いや日本でもアウトだとは思うんです。そういう文化圏ももちろんあると思います。けど歯医者さんがいっぱいることも考えると、そうでない人もいることが類推されて、俺の行ったアメリカがアメリカの全てでも無いと思うので、案外とエチケットに気を遣うちょっとしっかりした人に囲まれてバカにされたくらいのことかも知れませんが。

 その意味ではお洗濯も面倒で以前は服のまま寝たりもしてましたが、汗くさくなるので寝巻に着替えて起きて同じ服を着るとか、そういうぐうたら生活です。だいたい着替え自体が1週間分も無いかもしれません。服買わなきゃね。そうだそれにお金使おう。

 んで体調的に不調なわけです。花粉症は発症してから40代までしんどくて春が憂鬱でしたが、最近はそうでもなく。金属歯の詰め物が連続で取れて、治してもらっているところ以外も詰め物が取れて、しかし歯医者さんは予約制だから取れたまま2週間ほど先になったのが先週のとこ。来週には見てもらえますが、詰め物の取れた歯の歯茎がプックリと腫れて、しかしこのくらいの痛みなら我慢できると我慢していると肩こりやら何やらが来て、それを辛いなぁと思っていたら半日くらい過ぎてしまう感じです。

 他には肌荒れ特に手荒れがひどく、これに食の改善を試みようと色々と試していると歯の詰め物が取れたと。

 そのちょっと前には原因不明の右手首の腱鞘炎でこれも放っておいて今日はマシです。月イチで病院行くのですが、その時にお薬もらう時に薬剤師さんに「御変わりないですか?」と尋ねてもらうんだけど、薬まとめて出してくれと言うわけにもいかず「あちこち悪いです」「ひとつずつ専門の先生に診てもらいましょうね」って話です。

 酒とタバコはやめられず、今日もコンビニに昼飯とタバコを買いに行くとおにぎりと唐揚げ棒以外に野菜の入ったお総菜を足して、穴の開いた歯でもしゃもしゃと食ってその後歯磨きして、そしてブログを書いている今は腫れも引いて、けだるさが残り。

 んー、ブログに写真乗っける被写体を何にしようかと部屋の中坊本棚にしました。

 明らかに中学が勉強不足だったので、中学をもっかいやろうとしたんですよね。小学校で優等生、高校は受験生で中だるみがあって、その頃に付かなかった基礎学力が問題で、専門学校で二種取って一種を目指そうと思ったら資格制度自体が変わったくらい月日が経ってんだけど、それで応用情報を目指すより中学の勉強をもう一回。

 それで中卒でゲーム作ったとかいうような先達の話も聞いていたってか読んでいて、何か難しいことを学ぶのではなく、やさしいことを網羅的にやっている間に自分なりの興味関心が移って行って、そして「そこをもっと」と思う部分は実は一見すると難しいことで解決しているようで、難しく言って実は分からない事を包み隠しているだけみたいなことに気付くと、小高てのがアンバランスで中学を添えることで小中高で初めて嘘が嘘であると分かるみたいな気付きがあって。

 そうするとソフトウェア工学みたいなことも、C#とかPythonに行くのかなと思いきやVBだけでもやりたい用事がほぼ終わってしまい、プログラミングから画像や音声に興味が移り、コンテンツだと思っていたものはRPGのセリフ回しで作られた虚構であって、スーファミで絵が変わっただけに見えたアクションゲームとかの映像音楽それそのものが実はソフトウェアの価値かも知れないなと懐古趣味に思えた部屋のクソゲーやり込みが実は名作だったみたいな感性に変わって、ギターもやって歌も色々と聴いて、なんかじんわり入ってきたなぁと思うと40歳のつもりが46歳になっていた。

 そこで体にガタが来たってか、元々自分を大事にしてなくてズタボロだったところが完全主義みたくひとつひとつ気になりだして、セルフメンテナンスと通院を交えて。

 まあ前向きにとらえると歯茎が腫れるのは膿んでいるという事で白血球が免疫として自己防衛的に働いているという事なので、そのうち勝手に治るんちゃうかという楽観と、歯それ自体は自然には治らないという知識で腫れが自然に引いて来週歯医者さんでお薬入れてもらって詰め物治してもらったら、またおいしく食べられるようになるという希望が色々やって達成感のあとに虚脱感を感じてたのが病苦で辛みに変わって次に治る希望になる。波打って上がり調子の時にだけ幸福とか成長をいうか回復を感じるのだろうなと思ったわけです。

 病みも辛さがひどいと死んだ方がラクなんちゃうかとか思うんだけど、そこよりかは回復に向かう希望が見えるところまで良くなってきているからブログも楽しく書けるわけで。ただ今日は鉄拳5をやろうとかは思わなかったけど、朝起きる前に見てた夢では最新のゲーム機が欲しまっていて、起きたら夢だったことに気付いて朝飯前にはPS5でも買った方が良いかなと思ったけど、今日ブログに書いたように服を買ったりメシを良くして健康に向かうのが先かなとは思う。医療費も出ていくからね。

 その間にはPS5に本体を買い替えたらレバーコントローラーなどの付属品の買い替えか変換コネクタとかで辛抱するとするとそういう周辺機器のレスポンスタイムとかの当たりハズレで買い替えたら背負い込む厄介が計り知れずたくさんあるなと思うなど。

 それ行くとその前にケータイと枕カバーと敷布団も新調したいまま古いの使ってる。

 貧しいのには慣れちゃうとかなりどうでも良い事なんだけど、困る前に先手を打つのは何かが違うような気もしていて。「まだ行ける」の連続で真綿で首を絞められるように貧困と病苦が迫ってきているのかもしれない。それは抗いがたい歳のせいかも。

 長文ブログを書いている間に歯茎の腫れはくぼみになって痛みも全く無くなった。それに伴うものと思われた左半身の冷えもほとんど感じなくなった。けど、もうすること無いなーという虚脱感がまた現れ始めている。ここいらで書くのをやめておこう。


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