俺ね、モンテで連勝した後に匿名掲示板で
「いい年したサラリーマンがモンテで初心者狩りですか」
と書かれた後に
「あんなにやりこんで初狩りはないよな」
とクチからこぼしたんです。近くにいた人に。
日本語って難しいもので、
「やりこんで」の主語を槍玉にあげられた「サラリーマン」に取って
あんなにやりこんだサラリーマンが初狩りをするなんて言語道断に許せない
こう解釈したと思うんですよね
「・・・自分のことなのに」話し相手は俺が言われてわかってないと思った。
そういうこと、俺の身の回りでは結構あるんです。舌ったらずで遠回しで。
こう言いたい
「あんなに毎日プレステでコソ練してるガキ共が昔とった杵柄の仕事の忙しいサラリーマンの片手間ゲームに挑んできて、負けて見たら『初心者狩りされました』と言い訳するのは言語道断に許せない」
と。
そういやそんなことも、あったなぁと思ってふと
ゴールデンボンバーの新曲だか古いのか知らないけど「おさかな地獄」を思ったんです。
「魚は僕らを待ってない」
はその昔スーパーマーケットで鮮魚の売り上げが悪い時に
「さかなさかなさかな、さかなをたべると あたまあたまあたま、あたまがよくなる」
というCM曲が作られて、括りが「さかなはぼくらをまっている!」だったんです。
俺はコンピュータ技師の時に「電気の使いすぎ」とか「環境破壊」みたいなバッシングを受けたんですよね。それで最近ノーベル賞でやっと地球温暖化は正しかったとなったんですけど、当時まだそんなに実際に気温上がってなくて、科学的根拠はあるのかとか、欧米が日本に燃料を高く売るための政治的プロパガンダ、デマではないかという意見もあったんです。
俺は俺で「大気は空気で混ざるわけだからオゾンホールや二酸化炭素の膜みたいのは出来るはずがなく、空気が温まって海水が蒸発して雨量が増えて元に戻る」という試算を出したんですね。それで、じゃあもう燃料とか遠慮なくガンガン使って実際に温まるかやってみよう。科学だもの。という政治決断がなされてしまったんです。
そんで、その結果が昨今の水素燃料車とかになってて、車の買い替え需要が起これば貿易で日本経済立て直せないかみたいな目論見ももちろんあったわけで、そして実際に気温上がったから予測を立てた人が生きている間に受賞が間に合ったとも思ってます。
そこで、何故お魚かというと「魚を食べれば頭が良くなる」も日本が今ほど畜産に力を入れる前に貿易国として考えても海外から肉を輸入するより近海で取れるお魚を主食にした方が政治家的に儲かる、だから米食とともにお魚の消費を喚起しようみたいな話なんです。
それで俺真面目なとこあるから、ほんとだよ、不真面目ぶってるけど考える時は真面目なの。お魚売るなら回転寿しチェーン拡大だろみたいなことを主張してたのよ。
そこで鬼龍院が歌っているのはお魚を擬人化して感情移入で「地獄」と言っているのではなく、ビジュアル系バンドの若手として漁業を営む漁師さんとか回転寿しチェーンの拡大によるアルバイトの忙しさの深刻さがそろそろ「もう待ってない、地獄です」というサインを出しているのではないかとふと気づいたんです。
というわけで、パンとお肉もバランス良く食べてあげてください。現場からは以上です。