ロマサガをちょっと進める。宿屋はいままで「ちょっと休憩」のみだったんだけど、多くのプレイヤがＬＰ回復を選ぶと知った。これはドラクエIIIに於いてゴールド重視プレイで勇者の家に泊まるか問題を思い出す。勇者の家では宿代がタダになり、そこからダーマの神殿にルーラしてセーブすれば勇者のＭＰルーラ１回分減るが、王様の部屋まで歩く距離が節約されるらしい。ゴールド節約と時間の節約を兼ねているらしい。
しかし、そういうプレイをしてもゲームそのものを投げる人もいる。真の適正は解くまであきらめないことだ。ただまあ、アリアハンへのルーラから家への距離もまあまああり、そのぶん１回戦闘をすると金銭的にお釣りが来て経験値も入る。このへんはドラクエの戦闘リソースが半無限であることに起因して、どうやろうがしつこくやれば進むし貯まるのだ。
対して、今遊んでいるロマサガは戦闘回数とか資金が半有限に思える。宿賃ほどもモンスターからは貰えず、限られたリソースでゲームを進めないといけない。そのため今まで金を最も節約して進めてきたが、ついに薬箱が空となりアルベルトの剣が耐久度ゼロとなった。修理屋を探したが見つからず、宿の高い部屋で補充できるのを知った。
さあどうかな、高難度と言われていて自分にクリアできるか。まあ負けてもいいから行けるところまで行ってみようくらいの気持ちで始めて、そろそろ飽きも来ている。
キワキワのリソース管理が要求されている難しい部類のＲＰＧだと思うが、それ以前の８ビットのゲーム機とか触れるだけで死ぬもっと厳しいものが多く、子供の頃に多くのファミコンをあきらめながらしつこく遊んだドラクエが最初に解けたゲームだったという記憶がある。まあ、スーパーマリオとかもワープ使って解いたけど。あれワールド８解いたらクリアというフラグを取っただけで、マリオを遊ぶという意味でワールド５、６、７を飛ばして解いてたら全く上達していないのよな。
その意味以前にロマサガも既に３度ゲームオーバーとなっている。ドラクエなら全滅すると王様に怒られてゴールド半分になって、リセットするか継続するかで常に継続すれば経験値だけは貯まっていく仕様だが、ＦＦやロマサガは全滅するとゲームオーバーだ。セーブポイントからやり直すこととなる。簡単と言って負けてんじゃんという。
それをＸＢＯＸ３６０ではＦＰＳゲームに継承されている。ＨＡＬＯなどはＦＰＳだがシナリオを進めるごとに自動でセーブされ、死んだら夢から覚めたかのようにセーブポイントに戻る。それでＦＰＳゲームを何本か解いたが、ＰＳ２の攻殻機動隊をやるとまだ１面すら解けない腕であったことを思い知る。メタルギアソリッドも解けない。
まあ、多く買って気に入ったものだけ遊びこみ本意で無かったものをハズレを引いたと捨ておくことで、主観で良品を選んで来たつもりではある。それでも放ったゲームの中にも他人目線で名作はあり、辛抱して遊ぶとやがて面白さが分かった経験もある。
ロマサガなんかも自分はスーファミの頃に面白くなかったクチだが、よそから面白いのにという意見をもらってＰＳ２で改めて遊んで今やっと面白さが見えたところ。
ただ、シナリオが選べるようでアルベルトがクリスタルシティに到達する頃に待ってりるイベントは運命に逆らえない歯がゆさもまた生じて、意地の悪い作りとは思う。
皇子として王である父の命を受け隣国に伝令に赴くが道中で災難に遭い見ず知らずの土地で助けられて目を覚まし、命がけで首都についた時には祖国は滅んでいた。ネタバレになってしまうかもだが、あとは生き別れの姉の安否が不明で使命を果たした後は旅の途中で出来た仲間とある程度自由に旅をすることとなる。
しかし俺のＲＰＧ体験はシナリオを進めてボスを倒すでは飽き足らず、戦闘レベルをどこまで上げられるかとか、同級生と競争でどちらが先にクリアするかなどに遊び方が変化して、次第にメッセージは読み飛ばし戦闘で数字だけを拾い読みしてボタンで飛ばす速度がものすごく速くなった。それでＡボタン１回でひとマス進むウィザードリィに傾倒して、スーファミの真女神転生では十字キー１回でニュルッと１歩スクロールするのが遅くて気に食わずゲームボーイのウィザードリィのほうが面白いと言った。
それが他の多くの人から「ウソである」と感性の違いを無視して噓か誠かという話になり、無実とまでは行かないかもだが「俺の大好きなゲームを貶した」みたいな罪で村八分とされてゆく。
今更だがな「ドラクエが簡単」というのも批判の対象となった。何と比べての話かというところが全く理解されておらず「ドラクエを頑張ってクリアした子の気持ちを全く分かっていない」という風に槍玉に挙げられる。そこで俺も解いたというと「ウソだ」と来たものだ。
まあ、ＩＱなりＳＰＩなりの特殊な試験で人並み外れていても高卒でバイトして専門学校に進学というと世の中では親に甘えて勉強できない子なので、これ以上は言いません。プログラマー適正でも競プロレベルで解いちゃうがゆえに現場で誰かのプログラムをコピーしただけという濡れ衣を着せられるということも起ってきたわけで。適正なしと見做される理由もまた見えてくる。歩調を合わせるのに必要な我慢が人並み外れている。
反対に全部書いてやればと思ってこのブログを始めたが、既に誰も読んでいない。といっても１日１００ＰＶはあり多く読まれているかもだが、大切に思う人に届かない。
