俺の深層心理の大部分は勝ち負けで出来ている。
例えばファミコンコレクション300本は全コレクション1400本には負けているが、面白いものを選んで持っているつもりなので省スぺース低価格という勝ち方になる。
しかし、大抵の面白いものは持っているという慢心にまさかのまさか究極タイガーのファミコン版を持っていないということが、俺の中ではあの究極タイガーをファミコンで出すことなど到底かなわずどうせクソ移植なのだろうと侮っていたら、ゲームを60FPSつまり秒間60コマで描画するのではなく秒間30コマに落とすことで計算速度が半分でも実質倍計算の同じ処理をファミコンでして、ボンバーとパワーアップを再現したとてつもなくすごいファミコンソフトであることが2023年にようやく分かったのだ。
(まあ、作った人は知っているし遊んだ人はすごいと思って楽しくて手放さなかったので中古流通なども少なかったのだろう)
負けたと思ったね。悔しかったね。ここで勝つには今からでも悔しいけどぽちくりするしか・・・。いや待てよ?勝ったら負けだ!
「俺ファミコンのROM版悪魔城ドラキュラ持ってますからー!」
とか小坊みたいにイキって高価なプレミアソフトを売りつける商法に立ち向かうべきではないのか?裸で2500円、箱説付きなら1万超えるぞ!まあそれがファミコン発売時の定価なら分からなくもないが、例えばだ、冷静に考えてシンセサイザの新型を買うために貯金するのではなかったか!
と思ってシンセの新型を色々見て欲しいのあるけど55000円。簡単にぽちってはいけない金額である。欲しいけどどうせ持って満足系になるのかなと、既に3台持っているシンセのうちCASIO SK1のまだ使いこなせていない機能を全部使ってみようと近所に迷惑な音を鳴らして坂本龍一ごっこをさんざした後にパソコンのソフトシンセを物色して、それで気が付いたころにはギターでセイブ開発の「雷電」の1面イントロを弾いていた。これを演奏してしまうのは内心まだ究極タイガーを欲しまっているのではないか。
そうだ、そんな時のために俺はスーファミのソニックウイングスを買ったのであった。アレ9800円くらい出したはずだ。大体それ以降の彩京シューとかソニックウイングス持ってりゃそれで我慢できると思って、ガンバードもストライカーズも買わずにやって来たんだ!その俺がまさかもっと簡単に「その原型は究極タイガー」みたいなことに負けてたまるか!よしソニックウイングスをスーファミにセットして遊ぶのだ!
結果、コウフルで3面ボスに2機失いワンコイン4面でコンティニューの誘惑に負け7面ボスでコインを全て使い果たしてしまった。だいたい、毎日やっていると勝てるようになって飽きるのだが、忘れてまた遊びたくなった時にゲーセンでSTGを見つけるとコインをチャリンと入れてしまったり、エスプガルーダの時などゲーセンに電車代を出して通ったほどである。でも買うと遊ばなくなったりする。
まあ、そうして貯めた金を少し崩せばファミコン版の究極タイガーも楽勝ではあるが、ソニックウイングス久しぶりに遊んだら面白くて7面ボスに負けたの悔しくて、またやろうと思った。コウフルだと機体違いで攻略法がちょっと変わるのよ。
そう言いつつ、アマゾンのアフィリエイトでどこかの誰かに究極タイガーのファミコン版をポチらせる作戦に出た。このソフトでも1本で多くのシューティングのひな型になっており、これで弾避けとパワーアップとボンバーなどのシステムを上手く使いこなして勝てるようになればゲーセンゲームを100円で長く遊べるようになったり、クリアが近くなったりするはずなんだ。
まあ俺の場合はそれがスーファミのソニックウイングスであったって話でこれもポチれるようにリンクしておこう。
まあどれを買うかはあなた次第。でも雑多にあるSTGで高難度のものを選んで練習するってのと、それはスコアラーなどの基地外がする行為で簡単なのでも1本遊んでそれで満足だったらそれもそれで最高な事でグラディウスとかR-TYPEとかで満足ならそれはそれで幸せな事よね。それも元々ゲーセンだし。
ただまあ、縦スクロールボンバーシューティングでゲーセンでハイスコア目指すみたいな出発点が部活とかで到底しんどくて向いてないと思った俺の自己主張の場だったわけで。
それでサターンとプレステ以降でシューティングってちょっとスペック負けだと思ってるのよね。3Dとかグリグリ動くゲームで何が悲しくて2Dシューなのよと。まあ格闘ゲームも人によっちゃそうで、サターンプレステをファミコン級にコレクションして批評を書けるかというと、俺はファミコン専門みたいなところがあって、レトロゲーとか言ってもマイコンとかは守備範囲外でファミコンからPCエンジンメガドライブなのよ。
その意味では、お小遣い貯めるのも大事だけどサターンプレステでもっとそのスペックを活かした名作を探して買って遊んで広める活動に打って出た方がブロガーとしても人のためになるのかもですわ。
まあファイナルファンタジーの進化とかがその最たるもので、そこ抑えときゃどのくらいすごくなったか分かるみたいなとこあるけど、サターン時代に新作ガンガン買って遊んだ連れからすると「いまさら何やってんの?」なゲームでも遊んでるわけで。
そうすると、最初に言った勝った負けたで言うと負けている人生なんですけどね。