また歌を作ることにした

 音楽関係で、俺には盗作されたことと著作権楽曲を無断使用したことがあって、とりわけYouTubeを始めた2010年ごろには日本の音楽シーンやテレビ局を敵に取っていた。日本でYouTubeを始めたの早い方だと思っていて、ギターの弾き語りを載せて一番乗りだと思っていたところ、著作権でぶっ叩かれて削除に追い込まれ、しかしこないだNHK見てたら米韓とかでは2005年ごろからYouTubeやってるらしいわね。そりゃそうよね。俺が買ったのMacBookProでノートのスペックだから、それ以前からハイエンドのPowerMacとか使っているプロがいたら5年くらい早くても不思議ではない。

 盗作の件はギターを弾くようになって、鳴らしながら何となく歌ったものがテレビのCM曲になったという話で、鼻歌盗まれたと言っても証拠能力が無く泣き寝入りだった。

 それから自作の意欲を失って、既存曲のカバーばかりやってきた。オリジナルも2回ほど作ったけど、1曲目の鼻歌ほど良い曲は出来なかった。

 そうこうしている間に歳を取ってしまった。かれこれ14年だ。以前ほど芸能界に憧れがあるわけではないが、また趣味で音楽を作る気になった。あたためていて、イメージは出来ていたけど鼻歌にするとまた取られてはいけないと譜面にするのに初音ミクを使った。今までかなり宝の持ち腐れ感が強かったけど、歌詞と譜面をひとつにまとめるツールとして使ってみるとなかなかに便利である。

 そんなわけで、今日はこんだけ。「眠れない夜に」

 こういうの温めている段階で盗まれないようにするのはどうしたらいいかJASRACなどの権利関係の書面を読んでみたんだけど、とかく最初に取られた分はあきらめて作り続けようかとも思っている。

 ただし、このブログの格闘ゲーム関係も企画としては「読める格闘ゲームの話」だけど現実問題としてはウメハラ本やときど本になったわけで、それに多少の文言パクリがあったとして著作としては全く違うものなので噛みつくのも難しい。

 同じようにソフト、コンピュータ将棋や麻雀でも「やられた」と思う所がいくつかあるが、それはGPLライセンスの範囲内でOSSとかカッコつけた自分のせいでもあり、今朝から権利関係の申請をし直した。ネットは基本的に匿名掲示板の時代には無法地帯であった。しかし近年ではルールが整備されてきている。あきらめずにやろう。

 まず、拡散力というか読者やフォロワーが圧倒的に少なく、俺が頑張っても大手に取られるとここから発信しても届かないという問題が当面あるわけで。

 とりあえず、初音ミクのピアノロールと歌詞をブログに貼り付ける形で発表するってのはドラクエパルプンテのようなこれから何がどうなるか分からない作戦だ。

 音楽サイトに音源のカタチで投稿するのはドキドキがあったが、再生数が伸びても収益性は無かった。あの頃は曲の8割が歌無しで、BGM的には真似られたと思う部分がけっこうあった。作詞作曲に明確に著作権があって、編曲は音源でとなるとメロを変えられると丸パクリされることとなる。だから今回は歌先でやってみるのだ。

 作詞家の阿久悠先生は生前5000曲を作詞されたそうだが、記録に残ったのは100曲ほど。AKBの秋元康さんも5000曲くらい書かれている。比較にならないかもだが俺のブログが4000記事になる。なら、歌を書こう。そう思っている。ポンポンとブログのように書けるかは分からないが、目指していたところはそっちではないかと。

 このままでは自分はゴーストとして消されてしまうのではないかという気持ちもある。ただ、ステージに立つ歌手になりたいかと言うと、確かに1回くらいはやってみたいが、その後の生活の変化を考えたら有名人としての生き辛さは既にウェブの身バレで味わった気はする。それが敵視ではなく賞賛だったら全然違うだろうと思うのはもちろんだけど、全ての人に手放しで褒められる何かという所は分からない。

 実はあたためていた初期から今までに既に似たものが出回ってそちらのほうが有名って可能性はある。「帰り道」とかね。自由経済競争ではスパイ合戦はつきもので、LUNASEAとGLAYラルクくらい違っていてもパクリだという人はパクリだと噛みつく。BUMP OF CHICKENやback numberとの差別化は難しいが、桜井和寿御仁が歳を取られて新進のマカロニえんぴつやSaucy Dogがいる中で俺になんか仕事あんの?とは思う。でもやる。趣味としても生きがいとしても。夢としてはあんまり展望はない。既にあきらめの境地でやっている。

 そこらへん、叫びたい何か衝動的な音楽は既に通り過ぎ、病人廃人となってからNHKの「みんなのうた」みたいなやさしい子供向けの歌に救われたことは何度もあって。

 書ける人はさらっと書いちゃうのかなぁ。そういう人に私はなりたい。

 お仕事をくれる方も募集していますが、その前に「俺に頼んだら何が出来る」って職歴は恐らく必要で、でもあるなしでいうと少しでもあるわけで、オファーと言うのはどこからどういう風に来るのか業界の仕組みも謎なのでアピールはしておきます。

 お仕事ください。コメント欄とかからご連絡を。作詞作曲ギターでの編曲にライブでのギターの弾き語りなど、前座でもバックバンドでも心づもりはあります。腕前の方はYouTube動画などでご確認を。てかその実力が本物ならYouTubeチャンネル登録者数とかイイネがもっと伸びているはずって思ってあきらめているところがあるけど、単に営業不足かもだし、ブログの「俺」とYouTubeでギターの弾き語りしている人が同一人物ってまだ見なされていないところも多分にあろうかと思いますので。


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