ファイアーエムブレム制作部

コンピュータ将棋のプログラムにはじめて触ったのは小学生の時。
ファミコン本将棋で「待った」を何度も使って遊びました。
普通に遊んでも全然勝てないで、それでも同級生の中では強かった。
中学生で将棋の体験入部で全く歯が立たなかったのを覚えています。
つまらなくて将棋はそれっきりやめてしまいました。
それが、いまコンピュータ将棋のプログラムを書いている。
どこでそうなったかは様々な紆余曲折があるわけです。
そのなかでもファミコンファイアーエムブレムとの出会いは大きい。
将棋のようなルールで細身の剣士や騎士を動かして遊ぶゲーム。
それぞれの駒は駒でなく、人として名前を持ち、顔の絵もついている。
ああ、将棋のプログラムをくむならば、そういうものも作りたい。
誰も勝てないような強いプログラムでなくても面白いものもある。

それで、何から手をつけるも考えずにマルス王子の似顔絵から。
ファミコンファイアーエムブレムの箱の絵は今見ると平凡。
漫画家でもない人が仕事で何とか描き上げたイラストなのでしょう。
なんにしても、最初の一歩は踏み出したわけです。
プログラムは何で作るもC言語しかわかりません。
やねうらおゲームスクリプト」で作るかもしれません。
顔を作ったら、色を塗ったり立ち絵を描いたりと仕事は山積み。
なにより敵に斬りつけたりマントをなびかせて身をかわしたり、
そういうアニメーションがファイアーエムブレムの醍醐味です。
そこんとこまで漕ぎ着けるようにパラパラ漫画でも作ろうか。
ファイアーエムブレム制作部2011年初夏発足。部員1名。


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