たった100円玉1枚で敗北を知ることが出来る

やりくりの加減でゲームを遊ぶ時間をたっぷり確保した俺だが、俺が投資をやめても俺がプログラムの仕事をやめても新しいゲームはどんどん発売されて欲しくなる。

しかし今年いっぱいあと2万円の小遣いで乗り切ろうと言う時に「懐かしい」とか「音楽がいい」という理由だけでプレミア物の旧作ソフトをポチクリしそうになり「ほしくない」と心の中で呪文を唱えて類似の作品で遊ぶ。

いやエスプガルーダPS2版かエスプガルーダIIのXBOX360版を悩んでいたのだけど、縦画面を家庭用のテレビで遊ぶのに当時は抵抗があってゲーセンで遊んでたのよ。そして脳に焼き付いた画面と音楽。クリアはしたけど、買ってハイスコア更新したい。

上手くなるという意味では映像や音楽の差し替えを虚飾とみなしてセガサターン怒首領蜂バトルガレッガを遊んだら良いと思っていた。エスプガルーダ怒首領蜂より簡単だし、絵を変えて楽しむという意味ではソニックウイングスと大差ない戦国エースガンバードなども欲しいかも知れない。まあ、エミュで出来る作品もあるが、作って欲しいと思う以上は買い支える必要性を感じていて、怒首領蜂ソニックウイングスもそう思って買ったもの。

サターンで怒首領蜂をコンティニュークリアしてからワンコイン4面。ホリスティックのAボタンが壊れ気味でたまにレーザーが切れる。修理か買い替えになるが、倉庫に予備のセガスティックがもうひとつある。対戦格闘用に2台買って使わない方を仕舞っていたのだが、ついに活躍の日が来そうである。25年の時を経て。

あとソニックウイングススーファミ保有だがMAME OSXでアケ版を遊ぶ。ついでにエスプガルーダもROMゲットの誘惑に負けたが、これを開発の止まったMacOSXでどうやって遊ぶかということに時間を費やして、いったんあきらめた。

ウインドウズ95くらいでも実はMAMEバトルガレッガが遊べた。シューティングは近年FPSになって高スペックの恩恵を受けているが、2Dの弾幕系はIntel i386くらいでも余裕。しかし当時からジョイスティックの反応の悪さなどは問題で、ゲーム好きの先輩である「なっかん」は俺がサターンのバトルガレッガを買うのを見てエミュで遊べることを教えてくれたが、俺が「知ってるけど違うんですよ」と言って聞かないでいると「何が違うか分からない」と怒らせてしまい、仲違いの原因となった。

そりゃゲームを反射神経と直感だけで楽しんでいた俺はキーレスポンスが悪いとそのせいにするので、ドライバ層やOS層やアプリ層をまたいで研究してハイレスポンスで遊べるようになった頃にはなっかんに連絡がつかなくなっていた。その知識は今も生きていてMAME OSXのポーリングレートは80msがデフォルトで、これは格闘ゲーム風に言うと5フレーム遅延。それでも、シューティングをパターンで認識できると先読み気味に入力すれば遊べてそのほうが頭を使って上手くなる気もするのだが、ちょっといじってアプリ層を1ms入力にするとアケに相当近い感覚で遊べて、ソニックウイングスは6面まで進めた。

たぶん、ゲーセンが20年前のまま変わらず残っていて、100円玉1枚握りしめて遊びに行ったとすると、今なお100円で敗北を知ることが出来るのだ。森田将棋スーファミ版が二段なので、将棋を趣味にしているアマチュアが一生かかって初段を取るくらいのペースで余興を楽しんでいるとしたら、16ビットや32ビットのゲーム機もまた一生の遊び相手であると考えている。