餓狼伝説スペシャルをキムでクリアしたよ!

 キムで1コインオールを達成しました。ローレンスに対空ブラッディフラッシュを食らって1本落としたので裏ボスは出なかった。自分で言うのも何だけど上手くなれたと思うプレイでした。

 餓狼伝説2の時に登場したキムカッファンは髪型が自分にそっくりで、カッコイイなと思ったものの高校の先輩が「俺これ!」というので遠慮していたところがありました。その先輩はストIIダッシュのガイルの攻略本を同人誌で出して、それが間違っている部分があると俺は長いこと反論を言いながら、実はキムカッファンを取られたことを根に持っているだけで、攻略に間違ったことがあるなんて、だから次々と新しい本で上書きされて研究が進むわけだから「そこじゃないよな」ってあらためて思います。

 駄菓子屋ゲーセンでのグループ内でのケンカではなく、餓狼伝説スペシャルの頃はゲームセンターで人が多くなり、キムは人気キャラでした。それから翌年にKOFの草薙京が登場して、これは真っ先に自分で取ったのですが、紅丸と五郎が使いこなせずアッサリ敗退して餓狼チームで遊んでいました。

 まあ、草薙京が自分の学ランと髪型でハマったと言ってもそれバレーボールに中垣内でハマったとか言ってんのとかトレンディドラマに吉田栄作でハマったとか言ってんのとどう違うのよ?というとテレビも新作ゲームもそんなもんっちゃそんなもん。

 攻略のワンポイントは吹っ飛ばし攻撃としゃがみCのリーチ差の違いについて、吹っ飛ばし攻撃はそのリーチ外から近寄ったり近づかれたりの間合いで使う技で、リーチ内まで踏み込まれてから出すと出るのが遅く先手を取られやすい。しかしその間合いでしゃがみCでは短い。この間合いをしゃがみためで我慢して、飛燕斬Bを狙って、相手が出さないと踏んだらしゃがみ歩きか普通の歩きで踏み込んでしゃがみC半月斬Bとかに行く。

 あとは飛び込みDやライン攻撃からのコンボに相手の大技をガードした後も、ネオジオ版では歩きAのハメがあるけど、スーファミ版はしゃがみAAC半月斬Bが安定。しゃがみ歩きでAAACまで行けるのは確認。

 D半月斬はガード後反撃があるので餓狼2より使いにくくはなったけど、2回削るので反撃の安い相手には使えるかも。コンボで反撃食らうと逆転される。

 超必殺技の鳳凰脚もおもむろに突っ込むのではなく相手の技をガードして有利フレームを取った時にリバーサルで出すと餓狼2っぽく吸うように決まったリします。

 先輩がムカつくと言って、それが今多分48歳とかになっているので、今は何しているか知らんけど偉い人とかになっていたら、この年功序列は上が先に死ぬまで続く。

 そりゃ、出世競争とかもあって近年では年下の方が出世するケースも出てきているけど、そうなると先輩から余計に嫌われて自分の方がムカつかれているわけで。

 そのへん、甘え上手に可愛がられて生きる中学生の頃とは立ち振る舞いもわきまえないとなぁ、と思うと年を取ったことに嬉しさより憂いのようなものを感じるのです。

スーファミ版の餓狼伝説スペシャルをビリーでクリア!

 いままでコンティニューありとか、良くてワンコインクリアだったのですが、ついに「挑戦者現る!」の裏ボスも倒してしまいました。

 キャラは個人的にこのゲーム最強ちゃうかと思っているビリーカーンです。

 いや今までもアンディ説キム説ジョー東説に十兵衛説まで変わっていますが。

 不知火舞説もありますよね。ライン待ち龍炎舞とかもあるし。それ以外ない。

 まあ、ネオジオ版とかアーケードはギースがやたら大ダメージでハンデが付いているんですが、基本的にパーフェクトゲームスーファミで取れたら越せるんちゃうかな、みたいな。だいたい20~30万の基礎スコアにパーフェクト2万x2が16キャラとして90万くらいまでもしかしたら理論値あるのかも。

 ゲーセンでローレンスで覇王翔吼拳を垂直ジャンプで避け続ける人見たことあって「スゲー」と思ったけど、シューターレベルで言うと俺は怒首領蜂1周エンドでソニックウイングスもキース1周レベルなので、A級シューターと呼ばれるレベルと比べたら、どちらかというと格闘ゲームの方がまだトップと近く感じますよね。ただ、それは技術の頭打ちがあるからで、人の差があってもゲームで出来ることが限られていて近く思うだけで、スキルの差というか内在能力の差と言うか、開きはあるよね。

 まあ、隠さず言うと今日はキムカッファンでもいちど挑んでアンディに負けてます。そのまま昨日までのようにコンティニューして勝率を取るのは気が乗らず、最初からビリーでやり直す方を取りました。キムも上手くなりたいキャラのひとりです。

 しゃがんで待って飛燕斬をためるガイル的な動きに敵の弾に飛んで飛翔脚を狙う動きを頭で切り替えて戦うてことが多分まだ出来ていなくて、そこ練習したら強くなりそう。

 ビリーはしゃがみC三節根と避け攻撃とジャンプ攻撃がほとんどでした。立ちAもちょこっと使って、ギースにはしゃがみDも使うかな。あとはたまにB。まあ、16戦通してみると数は少ないけど全技に近く使っているかも。細かいところで。それが腕。

 なんか最近どうして今まで全然極まらなかったと思うほど「答え」の動きが見えます。完璧に後出しで詰めようとすると「全ての敗因はミスである」みたいな考え方になるけど、完璧主義にならずに博打は博打だから歩合の問題で、成否にも運は絡み読み合いの結果を受け入れて得失点差で勝てばよいってなってから気が楽になった。

 待ってるということは暗黙的に辛い後手を持っていて、先手を打って弾やジャンプや打撃や投げで仕掛けに行って、そして相手が大技で出ると思ったら待ってガードして削らせて反撃で取り返すとか、そういう風にコントロールして行ける。パーフェクトはそこまで狙っていない。取れたらよし、くらい。

 次はテリーかキムでクリアしたいなぁ。そしてカプエス2のテリーキムガイルもっと夢見れないかなぁ、みたいな。イメージ膨らませて実際にやって幻滅するという。テリーリョウ草薙京とかかなり何度も遊んだよな。今では飽きてるけど楽しかったなぁ。

餓狼伝説スペシャルをアンディボガードでクリア!

 餓狼伝説というとテリーボガードですが、それよね!ってなる以前に子供の頃はアンディボガードのカッコつけな感じの方がかっこいいと思ってました。忍者だし。

 まず、スーファミ版の餓狼伝説スペシャルをアンディで2コンティニューでクリア。同キャラとアクセルで1回ずつ負けて後は全勝ちの勝率88.8%。

 駄菓子屋ゲーセンキューピー堂で同級生といっぱい遊んだのはストIIダッシュと餓狼2までで、それからはるみちやマインド21の2階にアイオーというゲーセンが出来て餓狼スペシャルやストIIターボは他校の生徒やチャリガキも混ざって遊んでいました。

 けど、和気あいあいとしたキューピー堂と違って通信台メインで常連はしゃべったりしていましたが、よそ者とはガチ対戦になりました。100円かかってるからね。

 その中で、餓狼2では残影ハメ、ストIIダッシュではダブルニーハメが得意技だった俺はハメを封じられてバランスが良くなった餓狼スペシャルやストIIターボでは連戦連勝と言うわけでも無く、ダックのプレイクスパイラルやターボリュウケンのチクパン昇龍などを「技」だと思って技で勝っていると考える節がありました。

 しかし、体力ゲージの得失点差やギャンブル攻撃をめぐる読み合いでは年長者にまけていて、それが当時は何かわからなかったけど、麻雀にも運に見えて強い弱いがあるように、高校で習った確率統計が格闘ゲームのギャンブル性と相混じって理解できたのは30代でした。

 その頭でもういちど餓狼2より弱体化したと思うアンディをプレイすると、ストIIターボをあらためてダルシムでクリアしたように中高生では到達できなかった境地にいると思います。

 コンピュータ相手に掛け金もないギャンブルゲームを遊んで楽しいかというところはあるかと思いますが、負けてお金を失うよりは勝っても儲からなくともシミュレーションで十分に研究するのは価値があり、それで麻雀でもコンピュータで随分と研究しましたが、結局昔ほどのボロ負けボロ勝ちではなく上級者とスポーツのような麻雀になり、プロの研鑽には理屈が分からない何かがあるように思えたときもありました。

 でもなんていうか、引いた眼で俯瞰で見ると、競技の世界で新参者として既に部外者からも有名になっていて、上手い人にぐるりと囲まれて「さあ、やりましょう」という手筈を作られている感じがするんですよね。

 だから普段とちょっと行き先を変えたりして、ふらっとゲーセンやパチンコ店とか雀荘に入ると、そこには結界が張られておらず、普通のさびれたしょうもない店なんです。

 「まだやってんのか」と思われたのか、最近は上級者同士のプレイを見ると、くっきりと上手の方がわざと攻撃を受けて試合を捨てているのが見て取れます。だからそれで勝てると思ってその手を繰り返すと、勝負所や大会で勝てず、何度やっても上手く行かない罠にはまっている次点の人々がいるのかなぁと思います。

 ただまあ、詰ませちゃって飽きられると業界ごとゲームオーバーなので、詰み筋があってもそれでは勝たないように皆で調整する輪のようなものもあるかもなと。

 その意味ではキューピー堂大会ではリーグで勝ったし、ターボも奈良代表、スーパーでは店舗優勝、それからこまごまとした景品を何度も取っていて、負けた分ほどではないけど取れるようになって来てから、段々と出してくれる相手が見つからなくなって。

 そうなると新しいゲームを買って子供向けのやさしいところから終盤戦の面白いところまで100時間とかかかるプレステの最新ゲームより、この難しすぎて捨てられた昔のクソゲーにあらためて挑むのが趣味のひとつとして理解はされなくてもしています。


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