将来の展望は酒では解決しません

将来に漠然とした不安があって、忘れるために酒を飲んでいます。
わかっているようで、当たり前のようで、酒では解決になりません。
ゲームして解決になるかと言うと、それもならないわけで、
ゲームプログラマとして生計を立てることを考えた時に、
完成した1本のゲームを遊ぶ余裕も無い人が制作に携わって、
良い出来の面白いゲームを作れるなんてことは考えられません。
それは断じて逃げへの言い訳でしかなくて、酒への言い訳でもあって、
あれだな、私生活を赤裸々に綴るブログも身を滅ぼすけれど、
心情を深く語っても何か伝わるより自分の心の傷が開きますな。
ここで考えておかないといけない事は、解決とは何かという事です。
社会人になってお給料がもらえて、
ゲームソフトは欲しいものがすぐに買える。
しかしゆっくり遊ぶ時間が無い。
買ったゲームはいつ遊ぶのか、老後の楽しみに取っておくかという時、
ブログでそういう話をもらした時に、
ARTIFACTだったか、かとゆー家だったか、大手の人に
「ゲームはその時々に新しいものを楽しむものだから」
「老後に買いだめたゲームで遊ぶなんて有り得ない」
などとバカにされて叩かれて、もう気持ちのやり場がなくなりました。
そのときもゲームをする余裕は無いけれど寝酒は飲んでいました。
会社をクビになってマンションを引き払って、実家に戻った時に、
雇用保険をもらいながら半年にPS2のゲームを端から遊びました。
このときにファイナルファンタジーXを50時間かかってクリアした、
この経験は何か解決と言っていいような感覚でした。
そののちネットゲームのラグナロクオンラインをレベル80まで、
99まで行くまでは生活が持たなかったわけですが、遊んでみて、
これはもう出口の見つからない問題じゃないかと思いはじめました。
レベル99でそれでもずっと遊んでいる人の生活基盤は何なのか。
そういう事を考えだすと仕事や家事が手に付かない。
すっと遊んでいる人を目の当たりにしているわけですから。
強いて結論づけるとすれば、
最近のゲームは今の自分に向けては作られていないんじゃないかと。
ただ、ファイナルファンタジー零式の主人公エースがカード使いで、
絶滅寸前の魔法国から銃撃機械の皇国に挑むと言うシチュエーション、
これは忘れかけてた子供心を思い出させてくれるような設定だなって、
ひょっとしたら自分に向けて作ってくれているのかもと錯覚しました。
移動中もカバンに入れて、電車移動で短い作戦を何度か遊んでます。


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