ドイツの不動産管理会社が大阪戎橋のビルを土地ごと購入

「人間は生物でありその究極の目的は自身の遺伝子を残すことである」

若い時に変な本を読んで、こう信じていた俺はとにかくセックスがしたかった。

もちろん、盛りのついた男として本能的に性行為をしたい。しかし世の中には立ちはだかる色々の制約があり、それらは全て的である他の男が自らの遺伝子を残すために他の男を邪魔するための全てである。こんな考え方をしていたかもしれない。不倫はだめとかね。

曰く理屈と膏薬は何処にでも付く。科学は論理的で真理が究明されたら世の中の「何故」に全ての答えが返されるようになると信じている信者がいた。ただ、色々のことが解き明かされても宇宙が何故存在するかとかは分からなくて、それでも説明しないと論理が根っこから疑い直されるということでビッグバン仮説とかが唱えられた。

人間が何故生きているかとかも、生命の誕生が何故か分かっているわけではない。アメーバのようなものが水中にできて、分裂を繰り返すうちに細胞壁を持った生物になって多種多様の進化を遂げて多細胞生物から哺乳類に霊長類となって人間となる。恐らく、そこまでは遺伝子を残すために進化してきたんだろうとは思う。けど、人が人として認識されて歴史や文化を持ち、今日に至るまでの全ての営みを「遺伝子を残すため」という理由に収束させるのは少し無理があると思う。生殖系と伝達系は別の細胞で、人間ひとつとってももうちょっと簡単に言うと脳と心臓と胃腸は別々に動いていて、体をを動かすとなっても脳の命令で動かせる部分と生理反応で動く部分は別。

つまり俺が遺伝子を残すために頑張るというのは、第二次性徴期を過ぎたら道行く女性を強姦するみたいのではなく、エッチしたいけどその前に恋愛とか結婚とかどうしよう、となってモテたいからお洒落にしようとか考える。これが即ち本能的に生殖系に従っているかと言うと、そうではなくてロックスターになってステージで歌いたいみたいのと、歌手になってモテてその暁に結婚してセックスするとつなげて考えることも出来るけど、そうじゃなく耳から入った音楽が心地よく自分も声を出して歌いたいみたいのは別の話であって、理屈を付ける頭があるからそれも遺伝子のためになると考えただけなんだよね。

そうして、遺伝子を残すというのも男の人生は結婚までのストーリーメイクであって脳はそのためにあると繋げることも出来るけど、それホントに結婚とかセックスと何か関係あるのかと思うような趣味もあるわけで、基本的に人間はいくつも目的を持っていて、それらが無理なく合致する在り方を模索するということだと思うのね。

その上で、最近お相撲さんに「千代の皇」というのがいて、俺も宮家の端くれ日本には天皇陛下がいて皆がそのために働くみたいな時代から、象徴天皇になって宮家の存続はどうでもいいと思っている人も多いかもだけど、目的のひとつであるとは思うの。

ところで、日本が日本たるのはこの島国が政府によって治められくまなく日本国であると発令されているからだが、土地というのはすべて国有地ではなく日本国民ひとりひとりに自分の土地と家が与えられていた。最近では分譲地や間借りなどで住んでいる人もいれば、国民ではなく法人が土地を持っていることもあり、国外の法人とて例外ではない。

日本の土地をドイツの不動産管理会社が買った。この一報で日本にとってドイツは敵なのか味方なのか、大阪の人はドイツの人と上手くやれるのかということを議論したかったが、日本国とドイツ国の不動産売買競争みたいな大テーマではなく、不動産管理会社が土地を買ったという小事が大きな報道になっているだけで、日本人がスーパーマーケットでソーセージを買ったみたいな話と実は大差ないのかもしれない。

まあ世の中多目的社会なのでドイツの意向と戎橋界隈を往来するお客さん、それに大阪の街の人それぞれに上手くまとまることが出来たら良いなとは思います。

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