今日のギター練習

他の楽器ではなくギターを持っている理由の全てはメタル風早弾きで、その昔に早弾きブームがあって、ギタリストはたくさんいて仕事のない人がアイドル歌手とかの歌に伴奏を頼まれて間奏のところで自己主張しているその部分に歌の歌詞の内容やアイドルの顔よりウォークマンから体に流れ込む音楽性において繰り返し聞いたレコードのギターソロがいつまでも残る。

最近そこまで分解して、反対にアイドルの顔とか歌詞の言葉としての意味とか、そういうものを嗜むようになってくるとなんでギターだったんだろと思うようになって、だんだんとバンド物だけでなく多人数の合奏に興味が移りつつあるのですが。

ですが。

それでもそれはギターからの逃げだと思ってYouTubeで早弾き講座を見て今より速く弾くためにはフォームを矯正して練習も5分10分ではダメと動画で解説されていました。いや俺これでもギター始めて11年。悪いフォームの見本として長いことやっているのに上達しない人のモデルケースとして存在しているのです。

自撮り動画を後悔しているので、丁寧にフォームを見比べて違いを見出し指導してくれる先生がいるわけですね。音楽性向は違っても、目的の演奏に向かって手のフォームを合ったものにしていくことは大事だよね、ということで真似てみると秒速で今までと違う手応え。

しかしそれも大音量でやっているとご近所に迷惑というか、我慢して聴いている人も何か楽曲になっていると「ああ、音楽してはるな」となるけど同じフレーズ繰り返していると聞き飽きて「うるさい」に乾燥が変わるんですよ。

まあそれで、弾けるフレーズと練習したいフレーズを織り交ぜてEvery Little ThingのDear My Friendsを自己流にアレンジできないかとやってみていました。

ZIGGYとかBOOWYから入って聞き飽きてGLAYやLUNASEAにはまっていくし、その前には小学校の音楽や姉が習っていたピアノに部屋でラジカセでかける光GENJIに親が部屋でかけるユーミンビートルズカーペンターズ、それにテレビの歌番組とかNHKのみんなの歌。

さかのぼるとそれくらいしかない俺が25歳くらいになってみてから子供の頃からやってないとダメと言われたけど、その年からクラシックも聴き始めて、なんだかんだ子供の頃からやっていないと何がダメって今の俺の存在自体がダメの見本なのかもしれませんが、ZIGGYBOOWYから入って飽きてきてもっとマニアックな音楽性を追求するみたいな意味ではなっているギターの本数とか、だんだんとレコード会社が儲かってギターが上手くなってレコーディングにもスタッフが増えて音楽がアイドルのものからバンドのものに取替えしてゆく俺なりにリスナーとして面白かった時代を追体験しているのかなと。

反対にバブル期にデビューしたお姉さん歌手の方々が最近の若い子はレッスンもしていないのにいきなりデビューして売れて面白くないって愚痴も少し入ってきて、確かにレコード会社のレッスンは受けてないかもだけど、自宅にピアノやギターがあって、歌だけではなく伴奏を自分でつけられるという人は見受ける限りとても増えていて、そこにプロのバンドを付けてどういう絵でいくかみたいなプロデューサ気質でものを考えるより、自分の持っているギターでずっと同じ伴奏だと飽きるので口が歌って手が奏でて、それでも上達するとちょっと遊べる余地が出来てきて、そこを何で埋めるかって技術に対する関心として、伴奏をコードで鳴らしてから響いている5、6弦に触れないように2、3、4弦あたりでソロフレーズを入れる。

これ最近QUEENのブライアンメイ氏が若手アーティストと3人で演奏する時にちょっとそういうことやってたんで、掘り下げてみました。

その前にギターでミスチルの弾き語りレコードみたいにやりたいって思った11年前に顔も知らないで手元動画だけで交信していたギター教室の先生が「目指すならこういうテクもある」ってチラッとやって見せてくれたことなんですよね。

まあ、そういうことも出来るというところで、奏法としてとかましてや弾き語りでそこまでやってデビューしてる人ってまだ見たことないけど裏方のギター職人さんにはそれくらいの人も隠れて存在しているのかもね。そこは想像の余地を残すようにレコードって作られてるから。

普通はそこまで行く前に一緒に音楽やる人を探すよね。


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