まあ、鉄拳王をいちど取ってそこで勝ち逃げればずっと鉄拳王てのは気に食わないってのは分かるんです。鉄拳５発売から１７年も経っているわけですし、そんな昔に勝ったやつが練習にも身を入れずずっと威張っているというのに反感を持つのも分かる。
ただ、持っている身としてはずっと持っておきたい称号ですよね。それは今も同じです。
それで、久しぶりに鉄拳５を鉄拳王の吉光でプレイしました。バーチャ４の時もいちど覇王になると永年下がらないという噂があったのですが、それは十段から覇王に上がれる人が稀で同段出来ないからというのもあったんだと思います。
鉄拳王の吉光は闘神のカズヤに５連敗して闘神となり、さらに鉄拳王のデビルジンに２敗１勝ののち闘神のクマを相手に雷神まで落とされました。まだ下がるかも知れませんが、ここでいちどやめました。
まだ平八の鉄拳王が残っていて、そして目下ブライアンが修羅まで上がったところでブライアンでの鉄拳王も目標としています。
今から思うと、どうして吉光みたいな舐めたキャラで鉄拳王まで出来たんだろうと。
コンボが特段減るわけで無し、始動技のライトアッパーが特段性能が高いわけで無し、ワンツーの二段目がアッパーでテンポが悪い。
ひとえに、やりこんでいない人を相手に日本刀のガード不能を武器にプレッシャーをかけて前々右キックの膝蹴りの７フレーム発生で、待って牽制だけで勝ち抜きました。
それは今でもある程度覚えていて「来る」と思ったら７フレ膝蹴りがストIIの昇竜拳とかサマーソルトキックみたいな無敵技みたく決まるんですけど、ガードされたら隙があってダメージもそこまで高いわけで無し。負けた相手が「もう一度やったら勝てるのになあ」とか悔しがるのを尻目に勝ちあがって称号取って辞めるといって退いたわけで。
それでそっと消えてしまえばそのままだったかもだけど、鉄拳王持ってますって自慢するなら、それは挑戦は受けるのが本筋ということで。
そんなわけで、雷神の吉光使いとなりました。あー、悔しい。また勝ちたいなあ。
