今日の鉄拳5(ブライアン再び修羅に昇格)

 降格のショックから立ち直って同段2連勝で修羅に昇格。

 格闘ゲームで勝ったか負けたかは本当に俺の自信と密接に関係している。

 負けて考えるということも大事だとは思うのだが、この数日はショックの方が大きく攻略本を買って勉強から入ろうかということも本気で検討していた。

 そこで最近していないバーチャファイター4の攻略本を出してきて読み、バーチャ4でも本をくまなく読んだ覚えはなく、フレームも全技知っているわけでも無い。

 覇王になるに至ってした勉強としてフレームもあるのだが、バーチャ4からバーチャ5まで来た後にバーチャ2のセガサターン版200円と攻略本300円で当時のことを考えながら遊んで、あの時は分からないことだったけど俺強くなったよなという自信で持って再びバーチャ5に挑んで勝ったことを思い出した。

 そうすると、いま必要なのは鉄拳のフレーム本ではなく、本を読んで頭を冷やすことは鉄拳の攻略本ではなく部屋にあるたくさんの本で十分で、冷静になって挑むと3D格闘ゲームの多くの技は上中下段とフレームとダメージから大半が対戦としては論外。

 そして鉄拳5の本もアルカディア質実剛健と公式本の固有技のフレーム本があって、質実剛健は良く使う技のフレームが、公式本は基本技ではなく固有技の全フレームが載っていて、合わせて読むとよく使う基本技と全固有技についての知識が得られるわけだが、まずまだコマンドリストの全技すら覚えていないのはフレーム本以前の問題で、そしてある程度勝っているのに飽きてきてもっと面白い技は無いかと固有技のコマンド試しを対戦でお見合いになった時にやりたくなってしまったのも敗因のひとつ。

 勝ちにこだわって鉄拳王を目指す道中で、勝ちとはあまり関係ないと思う技に興味が行く。これは段位戦を休戦して、他のモードで十分に遊んでからまた勝ちたいと思ったら、勝てると思ったら段位戦に戻ればよいという話で、フレーム本はおあずけした。

 そこまで考えると、またバーチャのように試合数を増やして自分主導で技を出すだけではなく、相手の技を受けていないして確定反撃があったらそれを入れて、有利な時だけ攻めるような考え方に戻ると、拳聖から修羅は勝負としてはキワキワのラウンドもあったが、精神的には楽勝だった。

 あとデビルジンの最速風神拳を調べた人がサイトでフレーム公開していて、発生11フレームでガード時5フレーム有利。ジャブが発生10フレガード時3フレ有利なので浮いて大ダメージのコンボが入ることを合わせて考えるとそりゃ最速風神になるよねと。

 ただ、俺が使っているのがブライアンで、それに勝つとするとジャブからのワンツー。風神拳立ちガード後は有利では無いということまで分かると、それで戦略も変化して十分戦える。先述したが、大半はフレームの厳密な数字まで知らなくともしゃがんでいて上段が空ぶったらアッパー入るわけだし、下段は慣れたら見切れるほど遅いし、そうでないものとなるとローキックとか通常技なわけだし。

 そうすると勝ちたい人が読むなら分厚い全フレーム本ではなく要点を突いたアルカディアの主要技フレーム本になるのかもだが、趣味としてじっくりやりたいなら全技フレーム本の方が読み応えあると思うし、かといってそこまでするわけでもなく小遣い使わないで持っているソフトで遊べないかと出してきた鉄拳5で本に使うのも。

 それで修羅くらいまで来ると、勝つためにしていることはある程度の駆け引きはあるものの作業みたいな部分もあり、かといって色々な技を味わうにはウルトラハードの敵は強すぎる。あとは鉄拳5との関わり方の問題になってくるかなと。

 その意味では吉光の攻略も知る限り鉄拳5最速技である7フレ膝蹴りがあるので、相手が来ると思ったらってかコンピュータの来るタイミング覚えて後出し膝蹴りだけでも勝てるわけで。

 まあ、鉄拳6以降は基本ジャブ全キャラ10フレらしいけど鉄拳5の時点ではジャブが最速で8フレのキャラが混ざっているらしい。誰かはまだ知らない。

 それでも吉光の膝の方が速いってのも驚きだった。ただ、最速風神拳ガードされて5フレ有利はもっとびっくりだった。ほとんどの鉄拳ファンがそれを気にせず遊んでいるんじゃないかなって思う情報でもあった。

 餓狼伝説2の時は対戦で残影拳ハメばっかしたけど、みんながやめたらひとりでテリーとかキムで遊んでた。ゲーセンに1台しか無いゲームがあのころは大体俺の専用台になった。そうでないゲームは対戦で勝ち抜いた。

 けど、KOF96からX-MEN対ストリートファイターくらいから年下のガキに負け始めたな。その時代のゲームを家庭用でまた遊ぶだけでもだいぶ新鮮だった。

 その意味では鉄拳もある程度はゲーセンでも独占できたけど、タイマンを数回張られかけて、その時もうPS2の鉄拳5持ってたからその時は負けを認めて家でやった。

 そうしている間にダークリザレクションが発売になったわけで、それは家庭用には手を出さず。いや俺の知らんとこで出たのか出てないのかも知らないが。買い替えずに辞めたので。

 ちなみに勝ち抜きサバイバルモードは今のところ10連勝が記録。10連勝でも2分16秒しか遊べないあたり、格闘ゲームは満足度は精神的には高いんだけど時間で行くと短いので、ゲーセンでハマっちゃうといかに高速で小遣いが巻き上げられるか分かる。

 フレーム勝負にアツくなると、比較してロード中のスターブレードが退屈なほど。

 そこまで行くと病的なんだとは思う。その価値観を他人に押し付けるのも迷惑だったと思う。そして同じゲームで遊ぶからと言って、同じ価値観を持っているとも限らず、こちらが勝っている状態で仲良くしている風でも「いつか見返してやる」と思っている人もいれば、どちらが勝とうがという人もいれば、勝負を決めるのに期限を設けずもっともっと付き合って欲しいという人もいる。

 まあ、俺は疲れやすいので本調子で無い時に負けたくないのでちょっとしかやらないってところが、閉店までタイマン張らずにゲーセンの営業時間中に逃げて帰った、みたいな人もホントにいるのよ。ただサラリーマン時代は定時から電車で梅田に行ってモンテカルロで閉店までやって終電とか車で西大寺のキャノンショットで夜ゲーとかしてた。

 元気だったなぁ。さらに家ではトレモまでしていたんだから。


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