もじぴったんの「じっくりパズル」がじっくりでない件

 ゲームボーイアドバンスことばのパズル「もじぴったん」をすると賢くなるか?

 まあ多分ぼーっとしてるよりは良いんじゃないって程度だけど、目下積みゲーの多い俺には「トルネコの大冒険3アドバンス」(クリア済み裏面まだ)と「もじぴったん」(ノーマルもじくん)のどちらをするか天秤にかけていて、差し替えを面倒がらずにしたい方すりゃいいんじゃないって感じなのですが。

 それで今日は朝からもじぴったんの未クリア問題に3回負けて、ついに「どうしても勝ちたいからデジカメで撮ってじっくり考える」という禁断の秘儀に出ました。

 じっくりパズルと言えど3分程度のタイムリミットがあって、やり直すのとじっくりやるのどちらが賢くなるかというと、タイムリミットがあるがゆえに暗記力やテキパキ力が求められるゲームに対してどうしても勝ちたいからとズルしたら本末転倒では無いかと思うんだけど「賢くなりたい」をお題としてた時に「ズルを企む」という所でずる賢いのとパズル賢いのどちらを求めているか、というとパズル賢くなるためにはズルは我慢せねばならないかという所が今日ズルを通り過ぎてからの次の悩み。

 どうしても解けなくても放っておいて次に進むことも出来るし、次もやったことあるけど、頭っから一個ずつ解いて全問正解して辞めちゃってトルネコ3したい。放っておいてトルネコ3をすると罪悪感が残る。宿題抱えすぎなのも問題。その間にまた新発売のゲームをあきらめていくのはまあ今のところ精神衛生としては大丈夫だけど。

 そもそもがトルネコの大冒険3アドバンスに挑むのもゲーム仲間でのマウントの取り合いで格闘ゲームなら勝った方が偉くRPGならレベル高い方が偉く、どちらも99なら早解きでタイム短い方が偉く、トルネコなら深く潜った方が偉いみたいな上下関係を意識しすぎて負けたところに甘んじられないという出発点がまずあって、それから勝負としてズルやハッタリではなくゲームの結果で勝ちたいという欲求があって、それで「ウメハラに本気を出させて勝ちたい」みたいのは勝ち負けが上下関係や嫉妬や怒りの対象になるなら負けっちゃった方がラクって思って対戦ゲームを巻ける人がいる中でどうやって自分のモチベと相手の腕を釣り合わせるかみたいな問題に、STGやRPGのほうが定性的に楽しめるけど、既にやりすぎて楽しくなくなっているという現実。

 そして多くの人が俺に負けてくれたとして、年だけは年功序列でどうしようもなく俺が20から40になったら30は50になるわけで、下剋上は出来ないのが原因なんだけど、一度受け入れた年功序列をはねのけて上を怒ってやらないといけないのかなと。

 俺より早く産まれたのもゲーム歴長いのもレベル高いのも格闘ゲーム強いのも分かったけど、いい加減に上からばっかりなのを辞めてくれって話なんだけど、俺はそれを下から言われて受け入れているけど、俺より上にそれを分からせるためには歳では負けても格闘ゲームかSTGのスコアかRPGのレベルとか、そういう勝つための「だから」を手にしなきゃならないって気焦りがあって「だから」が無いのに上に負けろと言うわけにもいかないなって自身の論理性が若者の非論理に押されて苦しい。もちろん上の世代にも非論理があったならそこは今までも咎めてきたんだけど、もう論理や理屈ではなく歳かスコアかレベルかカネかみたいに数字で来られると

 うおー9999999999999999じゃ!

 となったら上もバカなので

 アホか99999999999999999999999999999999999999999999999999999999999じゃ!

 みたいなケンカになってる。このケンカに勝つのにケタを増やそうという発想は俺にはもう無いのよね。

 まあ我に返ってコンピュータ将棋でも定跡まで来て放っているの、実は東大側はもうとっくにシステム完成して運用とマシンの入れ替えで下の人が同じロジックに来てくれるのを待っていて、待ってもらってやっと追い上げたという話なんですが。

 俺は「まって!」と言われると待つし、他の多くの賢いと思う人も待ってくれるのだけど、ゲームの発売日も記録の更新も待ってくれない人もいっぱいいて、だから数字が上がるだけに見えるソシャゲーが流行った時は引いてたけど、それに気づかれないようにイベントとかアップデートを打って画面の数字を上げて売り上げにつなげるというゲーム会社が待ってしまったら倒産してしまう火の車でアイツらゲームの売り上げメシの種にしてるからで、実は俺も新作買うのやめたし、記録更新とか新作購入に踏み切る人を放っておいてゲーム会社の株価の乱高下も巻き込まれないように気にしなかったら、何も問題なんて俺の劣等感以外には無いようにも思えてくるんだ。

 でその劣等感の主な原因は大きな数字に素直に憧れる若い人であって、そのくせ何か仕事があると俺には待たせるわけで。まあ雲の上に見えるだけで、デジタルの数字を操作しているだけのオペレータが裏側にいるか、もしくは廃ゲーマーになって生活捨てているかどちらかなんじゃないのかなって思うとちょっと気が楽になってきた。

 まあ、既にもじぴったんの話はどっかに行ったけど、俺の病人日記は続きます。


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