37歳になっちまった

頼みもしないのに寄ってくる年波には勝てません。
ドラクエでレベル上がるみたいに年上がったら強くなるって思ってた過去。


格闘ゲーム板で暴れるシューおじの勇姿に励まされる毎日ですが、なんつうか格闘ゲームがジャンケンだって分かってなかったわけでなくて、俺が属したコミュは30人くらいの人の輪でヴァンパイアハンターというゲーム専門で起き上がりのバクチシャドウブレイド、鬼炎斬、デモンクレイドルとジャンプキックガードさせた後の投げ(いわゆる投げハメ)禁止だったんですよね。そうすると、削りや中段によるダメージが主軸で、相手を固めている一方的な時間が長くて、そのほうがより腕の差が出ると考えていたわけですよ。わりとみんな。ストIIターボの昇竜拳は当てると投げハメに行けるし、返されても投げくらいしか喰らわないからローリスクハイリターンだと思うんですけど、ヴァンパイアハンターのバクチシャドウは決めても投げハメ無しで、ガードされるとチェーンコンボを喰らうので、そのルールだとハイリスクローリターンだから誰もやらない。もしやったとしても敗色濃厚だったんです。


でも、本当にハウスルール無しで徹底すると、ルールアリだと定跡化しているパターンのほとんどはシャドウブレイドで簡単に返される。そして返すと投げハメで体力を奪いに行ける。試合は短時間になりやすく、試合を動かすのに有効的な技はゲーム中にある色々の技からリーチの長い技と投げ技、無敵技に絞られて行って、ヴァンパイアハンターのゲーム性がストIIとほとんど変わらなくなって行く。ストIIのハメ対戦はとっくに飽きている。半丁バクチのようなゲーム性。


哭いたら麻雀強くならないという風説に近いものがあると思う。哭きは麻雀のルールだし、哭く事で自摸も変わる。字牌のみで上がられると手役作りをしているものがつまらない。でもそれじゃ初心者に勝ち目無いじゃん。初心者は初心者なりの手筋で勝とうとしている。バクチだからそれでも勝てる事があるのが面白い。でも、腕があって運ではないと主張する人間が運が絡み易くなるルールを排除して腕があると言っても、それはゲーム性をねじ曲げてるだけなんだよね。


それを超越した次元でというか、ハウスルール無しで運も絡むゲームを運を感じさせない次元まで強くなれるかということを突き詰め出すと、そういうことを「バクチに人生を飲まれる」って言うんだよね。コンピュータゲームの乱数やカードの繰り方に牌の積み方に相手の思考など、到底常人には計り知れないレベルの情報を飲み込むだけの才能があるのか。あるいはあるかもしれないが、大半はトリックによるもので、もしそういうのが嫌なら将棋や囲碁をやれば良いと思うんですけど、将棋では到底達人には敵わないと諦めてるくせに麻雀やパチンコに腕があると思っている博徒ってのも多いんですよ。


そういうの全部ひっくるめて簡単に言うと騙されてるんですよ。


去年はストIIの対戦が行き着く先は幾ら論理を突き詰めても相手も突き詰めると運否天賦になってしまう。くじ引きやジャンケンのようなつまらない運試しがゲームの中に隠されていて、本質的な勝敗の要因がそこに集約されると試す価値無しだなと。もちろん、そうでないレベルでゲームが決着する場合もたくさんあることは認めますが、行き着く前から行き着く先がそうであると分かっている領域には踏み込みたくない。だからゲーセンには行かない。そう決めたのが36歳。


37歳にはそこから1歳分の何かを積み上げたいと考えています。