俺は仲間だと思っていた人間に裏切られた経験から、カネの切れ目がエンの切れ目とか、病気で困った時に助けてくれえるのは友達ではなく医療であってお金がいるから保険に入る方が大事というような論をマジで振り回していたことがあるのだけど。
そのへん、冗談みたいな昔のアフラックという保険商品のテレビコマーシャルで「よーく考えよう、お金は大事だよ」とアヒルが歌うものがあって、子供ながら面白がっていたけど、あらためて考えると笑っちゃいかんし、もっとよく考えるべきだったと思う。
反対に映画タイタニックを観た後などは「船の上で札束を持っていても何の役にも立たない」という感想から日本という国家は沈みゆく船で札をする政治ではなく実業をせねばならないみたいな考えから捨てるようにお金を使ったこともあったのだよな。
最後に救ってくれるのはという前提を考えて取捨選択を困らせているだけで、最後を死とするならお金も人間も無いのかもしれないけどね。地獄の沙汰も金次第とも言うし。
何というか、結局は悪銭身に付かずで身の丈以上のお金ってのは扱いに困るものとでもいうか。持ってしまったがために欲しがった人に翻弄されたって経験もあって。
最初に「裏切られて」という話をしたけど、最近お金が貯まってきて、詐欺に遭った経験とかも返ってきてもどうせ銀行に預けるんだろうなとか、銀行に預けっぱなしのお金の使い道は恐らく家の改築くらいでそれも大工さんとか建設業にお金でしてもらわないとなんも出来ないのが幾らいるかが言い値になる怖さから余分に貯めなきゃとおもっているだけで、ちょっとＤＩＹしてみるだけでも金銭感覚は少しずつ変わってきて。
それが仕事でもプログラムを買ってもらえるなら良いけど、結局は身売りをして現場で言いなりに組まされるという経験が辛く、最初に骨をうずめる気持ちで自発的に組んだシステムを退職で失って取り上げられる格好となったあたりも考え方が変わった。
その前提にも今では古い終身雇用があったわけで。つまりは変化への柔軟性とかしなやかさの問題なのかもな。
なんかまあ、そういう理屈では無くて、もう２０年くらい前に一緒に仕事をしてそれから会ったのは３回くらいだけど、人とうまく行かないのは人のせいでは無くて自分のせいだと思って信じてみると、何か冷えた体に足からじゅわーっと血が巡ってくるように、活力が涌いてきたんですよね。
悪い人、良い人ではなく悪いとこ、良いとこで付き合えば良いだけじゃないかなって。まあでもそれでも許せんくらいに悪い事ってのがまだ幾つもあるんですけど。
そういうものとは悪い人として人をやっつけるべく戦うのではなく、人の悪いところとして罪を憎んで人を憎まずで行けたら理想だけど、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとも言うし。
そのへんの切り分けよね。そりゃ坊主憎けりゃ袈裟まで憎いけど罪を憎んで人を憎まずなら袈裟憎んでるわけだから坊主を憎まないように努めるわけで。
自分にもね、自分でダメだなって思っている憎い部分もあるんですよ。打算的で、ドラクエで遊んでもメラミは火の魔法ではなく７０～８０ダメージみたいな考えで。
今朝は４時起きだったので１０時ごろから昼飯まだかと思っていて、眠気もあって、とりあえずスーパーに買い物に行ってブログはこの辺にしておきます。
町の中だから昼飯ひとつも金ないと生きていけないのよ。お金と町に甘えて生かされているのです。商店街だから周りの人間全員職業商人だからねぇ、どうしても。
