最近のカプエス2(もう2フレ引き付けてサマソ)

赤ら顔を気にしてのスキンケアとして薬用メンズビオレを使ってみて、2週間ほどで赤みは引きました。エアコンの掃除とか部屋に溜まった古雑誌の片付けによるホコリの除去も聞いているとは思います。そうして赤みの原因が脂っこいものの食べ過ぎかもと思って買ってきて冷蔵庫に入っている烏龍茶をダメ押しで続けてみることにしました。若い頃飲んでたのを意識してのアンチエイジング

もうひとつどうでもいい話をすると南の蔵に野良猫が入ることは良くあって、放置していると雨宿りとか寝床にしているのか、半ば住んでいて蔵の近くに行くとササッと出てきて逃げるのですが、年に1回くらい別の野良猫になっているようで、今年の猫ちゃんはササッと逃げるでなく中距離戦で退治して「シャー!」と睨むので怖いです。怖いので「コラッ!」と脅すと下がるけど、まだこっち見てる。地面を蹴ってみたり、手で追い払う仕草をしたりしてどこかの路地に入って見えなくなるまで追いかけます。

さあ、何の話か。そうそうカプエス2だ。俺はリュウもガイルも使うんですけど、リュウの博打昇竜はけっこう冴えていて、定評があるのですが、ガイルの博打サマーはダメです。

この原因を最近突き止めようとしていて、博打昇竜は打とうと思ってからコマンドを入れるので、必然的に入力が終わるのが打つと決めてから3フレーム後なんですよね。だけどタメておいてサマーは1フレで出ちゃう。打とうとするタイミングは経験則から来ていて同じのはずなんだけど、対戦だと起き上がりとか読み合いポイントで一旦手を止めてから、何も来ないと踏んで投げや打撃に行くところを昇竜で狩る。この感じがサマーだと一旦手を止めて相手がまだ待っている時にしびれを切らせてサマーを先に打っちゃう感じになっちゃってる。

これ、対戦でなくコンピュータでもウロウロしているシーケンスに博打サマーを打ったらピタッと止まって、待っていたら打撃や投げに来る。打撃や投げが開始してから当たるまでに速い技で3フレームくらいなので、相手が出すドンピシャのタイミングを見切れたら、通常シーケンスでサマー打ったらピタッと止まってじっとしてたら打撃に来るコンピュータ相手でも待ってサマーで全部攻略出来ちゃうんですよね。論理的には、そうだろうと誰でも分かることを体現できるまで本当に実践していく中でまた別の気付きがあったりするんですよ。

俺はストIIの大枠は波動拳なりソニックブームなりヨガファイヤーの飛び道具を打つか打たざるかの半丁博打の繰り返しだと考えているんですよね。だから遠距離では飛び道具持っている方が主導権を持っている。けど、弾を打たずにジャンプを待っている間にその場で待たずに歩いて近寄ると、離すために弾で対処するとなると歩いている側に打つタイミングが読まれてしまう。そうならないたけに足払い戦のシーケンスに遷移するんですよ。

手の長いダルシムやガイルの中足払いもリュウの大足払いより長いので、ガイルダルシムでは追い払ってまた飛び道具って思考になるんですけど、リュウに関してはリーチが短いので弾で勝ち切るのが正解です。だけど、今まで通ってきた道としてはリュウで近寄って勝つインファイトの経験値もあって、それをガイルで同じことが出来るようになったらガイルがもうワンランク強くなるかもというのが近ごろの取り組み。

ガイルではなくストZERO3のナッシュで俺が自分より強いと思っているナッシュがいて、同キャラ戦での直接対決では俺が勝っているんですけど、対V豪鬼において近距離でのバクチサマーでの切り返しが最高に上手いんですよね。バクチなので読まれてアッサリ負けることもあろうかと思うと安定志向の俺のプレイスタイルとは合わないと一時は否定したんですけど、両者バクチを打たないという不文律があるわけでなく、お互いバクチありなら自分の安定も相手の博打で覆ることも有り得る訳で、それなら機先を制してバクチを自分から取り入れちゃおうと。

その結論を簡単にすると、もっとギリギリまで引き付けてサマー。3フレで出る攻撃と同時にサマーでなく、3フレの打撃なら3フレ目で体に当たる瞬間にサマー。

そうすると、当たっていればサマソが決まるし、待たれていたらとどまることが出来るし、最悪サマーを引き付けすぎて相手の打撃が触れた時、サマソ空振りしてコンボ食らうでなく、相手が出そうとした牽制技の1発で済む。

差がついているのって、そういう細かい所の分解能がいい加減で雑なのか、丁寧でひとコマづつ理にかなっているかみたいなとこかなと。昔から分かっているし、考えても当たり前のように思えるけど、実は反対に以前は攻め勝とうとしていたので大枠で間違っていて、待ち勝とうとしてから全てを論理反転させて結局バクチを当てるしか無いという論理の袋小路に来たところで、ムキになってやっていた頃の最後の手段のバクチ昇竜をガイルサマーにもっと丁寧に引き継げたらと思って取り組むと、そこに昔の目標だったナッシュのバクチサマーをピッタリとトレースするように放てる自分がいたんですね。

たかがバクチサマー。されどバクチサマー。それが場末にも三分の理ってもんです。

 

その理屈を体現できるようになると「ブロッキング極めたらPグルが最強」って論理に俺はもともと懐疑的というか、分からない訳でなくそうだろうと誰しもが思うところを実践してみて体現できた人がまだいない。巷の対戦でPグルで勝つならともかく全国大会をPで制した人はまだいないという論にいちど落ちていたんですね。それがバクチサマーを極めると、ブロッキングはそれより安全圏で駆け引きできるわけだから、まだ伸びしろはあるかなと思うんですけど、その前に現況で優勝回数が最も多いAのオリコンを自分のものにして自身でAとPを同じレベルでやり比べてみないと他人の判断や結果だけでは納得しきれない部分もあって。

 

ただし、Pグルが最強は誰もがいちどは考えることで当たり前すぎるからそれが出来るレベルのプレイヤーが全国大会とかを遠慮しているのかも知れないなって考えもあるんですよね。

反対に全国レベルのプレイヤーがゲーセンで勝ちすぎるのを遠慮している可能性もあって。

最高に上手い人がガチりあったらどうなるか。何も出さないでブロッキングばっかり狙うPグルと逃げてゲージ貯めるAグルの泥仕合。APでなくAKでそういう試合何度も見た気がするけど。相手がPなら前転に弱い豪鬼復権したりするだろうけどナー。

まあ、どうしても自分だけで出せる答えより上手い人同士で出した答えをもらうだけでは納得しきれないことはあっても、やればやるほどなるほどなって今Aベガやってんですけど。

 

結局の所、プレイヤが人間だから論理よりもデジタル対フィジカルでアスリート的な論理の体現者に誰がどうしてなるかって問題があって、近年ではそれに報酬が与えられてプロゲーマー制が成り立っているんですよね。そういう意味でカネでももらえないなら「極めたら最強」と言っても誰が何のために無意味なゲームを極めんの?って話に逆戻りで、暇人が暇潰すために極めたのはオリコンの方だったってところが現況だと考えてるんですよね。

 

まあ、素人考えにブロッキング極められてずらしポイントとか分からずに「コンッ」とブロられてコンボ入れられるのとゲージ溜めている間に何発かダメージ与えてから大ダメージのオリコンで逆転されるのではパチスロ的な出玉感でオリコン相手のほうが遊べるってのも分かる筋ではあるんですけど。


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