ハナダシティに辿り着いてカスミのスターミーに「もんげー」ってなった。
主力のリザードはレベル22でスターミーより高いんだけど水が弱点だからな。
初めてやったとき、どうやって倒したか覚えてないけど先にライバルと戦って回避ルートで後から戦いに来れるからそうしたかもだな。フーディンをかなり育てた記憶はあんだけど、念力って弱点がなくてレベル上げちゃんとやればそれだけで勝てた。
しかし、ゲーム上手いってんならレベル上げだけじゃ芸がない。ライバル倒してちょっとレベル上げして、ヒトデマンを倒してからカスミがスターミーを繰り出すタイミングでポッポに交代。「すなかけ」で命中率を下げて犠牲バント。コラッタで「しっぽをふる」で防御力を下げてバタフリーで「ねむりのこな」が成功してそのまま「ねんりき」から「たいあたり」でグーグー眠っているスターミーを撃破。
4時間11分でブルーバッジを手に入れたぞ!(だからどうした)
いやね、正直言ってロープレで対戦ってレベル上げたほうの勝ちだろって思うし、子供の頃はレベル上げまくって喜んで、それで何も問題はなかったんだけどさ、友達と一緒に遊ぶって意味では常に勝って自慢だったからしまいに取り付く島もなくなって。
それでずっと勝ってきたからロープレとかカードゲームとか負けないぞって思いと、要領分かってるって思ってたけど、なんかポケモンも20年の間にルールが少しずつ変化して、ポケモンに装備品を付けたりなんだかんだと複雑化してる。
遊戯王も「ブルーアイズホワイトドラゴンを1ターン目に出したら勝ちでしょ」とか言ってると「はぁ?ブルーアイズってレベル8でしょ?なんで1ターン目に出せんのよ?」「遊戯王って土地とかマナがなくて何でも出せなかった?」「えーっと・・・・遊戯王にはレベル4ルールというのがあってですね、レベル4までのカードはいきなり出せるけどレベル5以上のカードはレベル4までのカードのレベルの合計値が出したいカードのレベルになるまで破壊して出てくるってルールなんですよ」「俺、それ知らないぞ?俺がやってたときはいきなり出せたんだ!」「うわっ!それ"古のルール"や!」「古のルールって?」「そのカードを使ったらいきなりレベル8でも出せるんやで!」「なるほど、そういうルールのカードになったのか・・・」などと少し浦島感覚だったのですが「ていうか、お前ら3人だけでやってんの?ここのおもちゃ屋ゲームボーイも遊戯王の新しいのも売ってるやん!遊戯王っていまどきカードじゃなくてゲームボーイで遊ぶだろ?」言うと、子供たちは「ほんまや!俺も欲しい!」と言い出して「じゃあゲームボーイの最初のやつっていきなりブルーアイズ呼べるんですか?」「呼べるよ」と言うとそれで場は収まった。
まあ、俺もそれからルールを勉強し直してアドバンス召喚やエキストラ召喚という新ルールに合わせると「ゴヨウ・ガーディアン」というカードが強いことが分かって、それでガラケー版の遊戯王でかなり勝ったが、最近ではそのカードも禁止になりスマホ版の遊戯王はルールを変えたのではなくケータイのアプリ内でしかカードが売られていないのでその中でバランスが再調整されて、少し遊んで飽きてやめた。
そのへんの事情まで突っ込むとかなりのヘビーゲーマーになるので、ポケモンで育成がどうのってネットで議論したところで新しい友だちが出来るという見込みはなくて「ハナダシティのカスミのスターミーには苦しめられたよね」というレベルの話題のほうが共感を生むかな、と思って狙って書いてるんだ。
格闘ゲームにしてもカードゲームにしてもそればっかやって流行って欲しいって願っているのはつまるところ自分たちの勝てるルールの中に囲い込みたいって話だから。
一緒に遊ぶって同じゲームを土俵にして戦うってだけじゃなくて、PSPでモンハンが流行ったときでもマクドにたまってる学生がみんなモンハンを遊んでいたのかというとみんな通信とかしないで別々のゲームで遊んで、ただ場所としてマクドにたまってただけってのは良くあった話。
俺自身でもルールとか勝敗にこだわって、せっかくの学生時代からの友達を自分のやっているゲームのルールに引き込もうとして仲間割れみたいになったこと経験あるし。
コンピュータゲームって自分の世界の中で好き勝手できるのが面白いわけで、好みをすり合わせて共通の話題に持っていくだけでも難しいときだってあるし、俺は通信対戦とかそんなにやったことないけどポケモン赤緑は好きだったなって。長くなったけど。
新しいポケモンの詳しいルールはまだ知らないんだけど「バタフリー」ってポケモンはちゃんと存在してるらしくて、ポケモンっていう大きな括りで囲っても共通の話題はそこくらいしかまだ見いだせてないんだ。
やらない人から見たら同じポケモン好き同士でも、シリーズの変遷もあってなかなか話題って合わない部分があるんですよね。