書庫の整理をしてから坂本龍一を

 本の話を連投しているのでちょっと息抜きを。

 書庫の整理の話は後回しに整理中に「確か持ってたよな」と思う坂本龍一の青ベスト(映画音楽)を取り出してパソコンに取り込んだ。

 MaciPodに入れて聴いてたけど、今使っている富士通に入れて、データでダウンロードした音楽を移せていないのがイマイチだなと思いつつも音楽を聴く時間が近頃では20代30代に比べて圧倒的に短い。

 こんな風にパソコン机で椅子を90℃ほど右に回すとすぐにギターを弾けるという家具配置にして、毎日数分だけどギターの練習をしたりしてきたのです。

 だけどまあ、十代に聞いたミスチルスピッツの"innocent world"や「ロビンソン」あたりを原曲通りでは無いけど伴奏形にして歌えると満足して休む気になりました。

 視界に入るスチール棚に未読の本があると気持ち悪いので、デスクから読み終えたというかほぼ用事の済んだVisual Basicの本を二冊スチール棚に移して棚から有機化学の本とUnityの本をデスクの下に入れて、そうすると偶然に棚の配色が揃って見やすくなって、やや背表紙が目障りに思える有機化学の本を視界に入らないデスク下に置く時に久しぶりに表紙を見ると「ああ、この本は表紙買いしたんだったな」と思うなど。

 あとは小学校のとき動物や昆虫や恐竜が好きで図鑑を買ってもらったけど、博物学というか図鑑を眺めるだけでまあ楽しいのだけど、実学に寄るなら日本は島国なので魚と植物のほうが適しているのではと思いサイズの小さな図鑑を魚と植物それぞれ1冊買ってこれもデスクの上に積んである。以前は本棚に入れていたけど繰り返し読むために。

 しかし、俺の家は奈良なので海までどう頑張っても片道2時間は超え、伊勢か和歌山か大阪かはたまた京都か。海ではなく琵琶湖なら大津までで2時間切るくらい。魚を選択したのはちょっと違うかなーとも思い始めている。

 他にはまあ若い頃の目標がゲームクリエイターだったわけだけど、年食うと飽きて来て昨日も書いたけどユニオンシステムで計算助手をしていた会社の本業が建築で、構造計算とか、「デザイナー」という言葉がかっこいいから憧れたプロダクトデザインとか、モノ作るにしたら材料仕入れなきゃだし、だからしてテレビ見て本読んでパソコン打ち込んでギターを弾くというこの4つに特化してあとは寝るという自室を工作可能なところまでDIYしなくちゃなぁ、と思ったところで最初に書いたようにスチール棚と本棚とデスク下の本を入れ替えて読まない本を追い出す計画もしたけど、いまのまま。

 どのみち、DIYにしても建築の勉強にしても俺が関わるの自分の家のリフォームくらいだろうとは思っていて、そのために建築業にもういちど携わることは無いかなぁってか、業種的に建築だっただけで計算助手だからね。

 「何にだってなれる」という若い可能性を取り戻すために魚や植物の小学生向けの図鑑を読むところから人生立ち返って組み立てなおすみたいに、部屋にある木刀で野球バットの素振りみたいなことをしてみたりもした。野球選手がバッターボックスで構えている時にバットの先を小さくクルクル回す仕草をよく覚えていて「アレ何かなぁ?」と思っていたけど、やってみると回しておくと止めよりも振りへの移行がスムーズで、しかし回している位相とピッチャーの投げるタイミングの関係性があるから「ミートする」という野球表現があるのかもなぁなどと考えた。

 ストIIターボのことを振り返ったりもした。既に人生の大目的からゲームは外れているように思うが、また思い出してやりたくなる日もあるかもだから置いておこう程度。

 少しずつ考えがまとまって物事が前進しそうな気配はしている。病気が良くなったのかもな。


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