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怪人二十面相

プロバイダを変えて家に電話工事が来ているので、本屋で何か買ってモスバーガでコーヒーを飲みながら読む事にした。


本は本屋で決めようと雑誌、新書、文庫本など眺めていると少年時代の強烈な記憶を引き寄せる江戸川乱歩の表紙。一億人のベストセラーと帯の付いた「怪人二十面相」を手に取って少し読む。やさしい漢字にふりがなが付いていて「ああ、子供向けだな」と一度ためらいながらも、これほど読みたいと思う本が無くレジに持って行った。


森博嗣とかシャーロックホームズとか大人になってから二度読みしたのでけっこう記憶が鮮明なんだけど、江戸川乱歩だよな、やっぱり心の根っこにあるのは。俺は少年探偵団で縄梯子の括り方を覚えて親を困らせる勉強部屋から逃げるトリックをいくつも編み出した。たとえば俺の子供時代の勉強部屋は磨りガラスの覗き窓がついていて、遊んでいないか本を読んでいるか母親が時々覗くので勉強椅子にカカシを作って帽子や服を着せて部屋から抜け出して友達と作った廃材置き場の秘密基地に行ったりしたもんだよ。ああ懐かしい。


4年年上の従兄の本だったんだよな。借りて読んでいた。


今はどこかで「これくらいの児童文学を自分で書けないものか」と考えながら読んでる。