ルービックキューブを久々にひっかき回して

ルービックキューブの早解きに憧れたことがあって、こねくり回して遊んでいたのだけど、自分が身に付けたのは1面を揃えて2段揃えて十字を作って上段を揃えるという、何とルービックキューブを買うともれなく付いてくる攻略法通りの解き方で、これはものすごく時間がかかる。早解きする人ってどんな頭してるんだろうと思ったもんだ。

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けど、最近になって早解きも付録の攻略法より詳細なセオリーがあって、パターン化となめらかな操作によるものだと知って試してみた。もっと、完成の状態から「どうひっかき回したか」を読み解いて逆さの手順を即座に読み解くような能力を想像していたから。

久々に遊ぶと付録どおりの攻略法すら怪しく、もともとアレはパターンにハマる時とハマらない時があって、ハマらない時は何度か同じ手順を踏んだらそのうちどれかのパターンにハマるというもっさい攻略法なのだが、それがネットのリンクの力を借りて場合分けを網羅した攻略法のサイトが作られている。今日はそのお世話になった。

そもそもが子供の時にテレビで見て憧れたものを大人になってから自分へのご褒美的に買ったものなんだけど、一度バラして攻略法で完成させたものをまたバラすのって何の罰ゲームなんだ?という感覚を持ってしまって憧れつつも上達も練習も、そこまでやったわけじゃない。はじめは完成を家族に自慢して「そういうの好きねぇ」というリアクションから誰か来るたびにひっかき回してもらって、また完成させるサイクルだった。

だいたいルービックキューブなんてのは流行った時は攻略法が付録であるにも関わらずみなひっかき回して二度と元に戻せなくなり、誰かが遊びに来た時にグチャグチャのを渡されてグリグリ回してやっぱりわからない、そのまままた誰かの手に渡るという、俺の観測範囲ではそういうシロモノだった。

それが1面を揃える、攻略法を見ながら続きを揃えるところから、近頃は暗記して見ないで揃えるというステップの途中で、揃ってしまうこともあるが途中で分からなくなってまた1面からやり直し、おさらいしながら何度か揃えて、ついには全パターン暗記するまで根気が続かず諦めようとしている最中なのだ。

これはとても昔テレビで見たIQ超人さながらでなく、地道な訓練という感覚でしか無い。しかしまあ、そうやって速くなる人とナチュラルに出来てしまう人がいるのかもしれないけど、最近はルービックキューブの速い人をテレビで見ることがあっても、頭がいいってか剣玉上手いはちょっと違うか、ぷよぷよ強いとか器用とかアスリート的な根の強さをイメージする。

もし、最速の領域が冒頭で書いたように「完成からの逆さの手順を読み解く」というレベルに達しているのなら、それはそれで凄いことだと思うから、その領域って攻略法の暗記というアプローチから達することが出来るのかという疑問を抱いた。では他に自分で何から始めるかというとかき回したキューブを完成形にするには手順を踏むしか道は無いので、既に目的と手段がこんがらがっている。上手くなって人に見せたいのか、ルービックキューブが早く解けるような頭に無形の憧れを抱いているのか。

その頭で何を考えたいのかと考えると、そんな頭でも特に何も考えることがないから挑まれるルービックキューブなのではなかろうか。