安全で退屈でそして目的が見つからない

 人生の意味を死から論理否定で考えると、寿命を自分で仮定してそれまで安全で退屈だが目的が見つからない、というようなことを指すのだろうとぼっと考えていた。

 昼飯をサムライマックにしたとか、机の上に積んでいる「アクロイド殺し」をちびちびと読んでいるとついに探偵が登場したとか、化学のモルという単位には否定的な俺だがイオンの移動から電気を考えると物理で学ぶ電気もどこかいかがわしいものを感じた。だが、この「だが」はモルに否定的「だが」からもっかい「だが」で二重否定。戻って物理が正しく思える。

 しかしまあ、ドルトンの倍数比例の法則などから分子論にも正しいに至る筋道はあるようだし、実験したことがないことをにわかには信じられないだけで電磁波もマクスウェルが予言してヘルツが発見するまで間があったらしいわけだから、証明も出来ないけど否定もできない状態で科学は推移してゆくものなのだろう。そのために数学に代数学があるのだから。

 あとはQMAを1回遊んで、郵便受けの新聞を整理して荷物を受け取り、対数log周りの公式と微分法をおさらいした。数学の中で対数だけが特に苦手なのだが、最近は地図をよく見るので、世界地図と地域地図とかを見比べて、拡大縮小のような考え方に使って覚えたらどうだろうと思う。

 ユニクロのファイストリテイリングの創業者柳井正さんの資産が2兆円超え、みたいのも有価証券である株の時価総額が上がって保有数を掛け算して、2兆ってすごいけど2にマル12個付けただけじゃん、みたいな。銀行は複利計算で儲けて創業者は対数で資産が膨れ上がるみたいな。

 そして人生の意味に立ち返ると、ジジイになってから金を余して有名になって隠居しても誰かからいつも探される、みたいなの孤独死よりはいいかもだけど先は長いと考えるか今日死んでもいいくらいに生きるかを天秤にかけてどちらかに振り切るのではなく継続的な日課や貯金を意識したやりくりにそれでも旨いもんは食いたいし遊びもしたい。そのバランスゲーム。

 生きていくのに必要な仕事で日々追われるよりは退屈ということに感謝しています。いや正直に言うとチコちゃんに怒られそうなほどボーッと生きてます。

 どうでもいいついでにlog3とルービックキューブと四次元以上の考え方で、3x3x3のルービックキューブが27ピースでそれを3個立方に並べると9x9x9で729になってこれが1キロ10x10x10の近似としてlog3で考えるとルービックキューブ何個分かみたいに想像できるの。

 そして立体で三次元になって四次元はどうするのかというと、空間ではなく数で考えるなら三次元のルービックキューブのキューブをもっかい横1列に並べて大きな立体まで並べるとキロメガギガみたいな単位でも簡単に三次元で想像できる。

 これをルービックキューブのピースひとつが小さなルービックキューブだったら、と考えていくと化学で使うモルがその通りと仮定した時にビーカーの水は分子何個か見たいのを想像できるかなと思った次第であります。

 それをlog10でやったほうが便利という考え方もあろうかとは思いますが、机の上にいっつも乗っかっているルービックキューブを眺めていてそう思ったの。


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