西遊記に出てくる猪八戒という妖怪と優生思想の逆の発想

生物学から遺伝子の話が出てから俺がグルグル考えたことは社会科で「優生思想」という問題で既に論議された話。
遺伝的に優れているとはどう定義するか、みたいなのが論点になりがちだけど、素直な出発点として馬なら足は速いほうが良いというサラブレッドを思い浮かべるかもしれない。しかし西遊記の時代に豚のことを猪八戒という名前の妖怪にしたジョークのニュアンスとしては豚というのが猪を劣性に品種改良して飼いやすくしたもので、ニワトリなんかも飛ぶ鳥を落とすより飛べない鳥を地面で飼ったほうが人間がラクなわけで。
これを人間に適用すると格差社会の上流からすると適度に下流が働き者でバカな方がコントロールし続けやすいわけで、優生思想より危険な管理思想は既に古来からあって隠されていたもので、それが学問の普及とともに庶民に知れ渡ると公家に美人な白痴の嫁を嫁がせて上流をバカにして革命を起こさず主従を反転させようと平和的に解決してきた結果が現在なんだよな。
だから優生思想とか今更語るのはその裏歴史を知らない人なわけだから「どう論じようと手玉に取って吠えさせときゃいいのよ」と思っている人もいるのかもしれない。だけど現実に主従は反転しておらず本当の賢さみたいのも定義が難しくて、奴隷から開放されたら仕事くらいはしてやろうというのが現代の自由人の思想としてあるわけで、白痴を神輿に担いで実権は庶民が握るというのが民主主義の理想だけど、現実にはアタマとシッポの間に官僚という中間管理職的なシンクタンクのようなものがあって、政治家は選挙で選ぶけど官僚は学歴で決まるみたいな構造で、じゃあ革命家は何をどういう構造に作り変えたいと思ってんのか、そんなに辛い職場って世の中にあるの?俺アイティーに居た頃辛かったなって、それ実質的に官僚だから。官僚のレイヤーをぺしゃんこにしたくてマスコミが官僚叩いてるのよね。
んで近ごろまで猪八戒の例えは分かるけど沙悟浄が何で河童なのか分からんなと思っていてウィキろうとしたらまとめサイトで中国の西遊記では川に住む妖怪という記述があるだけで日本に輸入された時童話として川の妖怪河童と合体したって話を読んだ。中国人の友達に沙悟浄の話を聞いたことがあって、そん時に「お前みたいなやつのことだよ」と言われて中国人まで俺を河童とバカにするのかと思って腹は立ったけど中井貴一DCカードのCMが昔の日本で流されて「河童も狸もDCカード」とかいって、今頃妖怪でも電子マネーなんだよなと返して終わったが、あの時に相手が「お前みたいなやつ」と言ったのは河童のことではなく原文の三尊法師を前世でいじめた天界から落とされたドクロの首輪釣った妖怪で、そういえばダルシムもドクロの首輪釣ってたなぁ。やっぱ俺ら勉強サボってゲームで遊んでたから変な知識多いなと思うけど、だけど割と雑学からストレートには言えない真理を隠喩で捉えたお陰もあって今の考え方に至るわけだから何とも言えない。
この何とも言えない感じが優生とも劣性とも取れない不思議な感じ。だけど、上がバカのほうが年貢を値切りやすくてラクという庶民の思想と賢くて外交で勝たないと国が危ないという思想がぶつかり合っているところが現代の政治の問題点なんだろね。みんなでラクをするための社会で働き者の革命家が仕事を増やす革命を志したというのが20代の俺。コンピュータが普及したことで本当に社会は豊かになっているのか、サイバー犯罪の増加に遭遇して俺は豚を猪にしてしまったかも知れないと今更に思ってしまうのでした。ある意味で本当の優生思想だったんだよな。