課題はあるけど胸のつかえは降りた

俺にはやりたいことがまだまだたくさんあると思うんですよね。

たとえば、歌手になりたい、ギターを弾きたい、これらは自分のあまーい判断基準で自分で合格点を出してあげられるくらい、やってんですよ。

もちろん、子供の頃にテレビ見て歌手になりたいみたいな幼稚園な夢ならカラオケでも半分くらい叶うわけだし、それはそれでいい。

けど、高校の頃にはシンガーソングライターを夢見ていたように思い返すんですね。

書けない書けない。これが全然書けない。

そのへんで止まってるんですよ。

それで何となくその道は諦めて違うことをする。

プログラムの道もそんな感じで、小学校低学年くらいでゼビウス遠藤雅伸さんに憧れてたんですね。それで専門学校行って、大したこと学べなくてC言語の基礎モジュールからフローで進む占いゲームとかのプログラムをバイトでして、設計事務所で構造やってたんですよ。ゼビウスは置いたまま。そうしてるうちにスーツ着て通勤してる様がエリートに見られるんだけど、内実が伴っていない不安感みたいのが出てきて、それなら大学のほうがパシッと自分史がハマるのになというミスマッチ感があったの。

そんで一念発起してというか、ゼビウスくらいでもアセンブラで全部組むのは未だに出来ないと思うけど、ネットにゲームの基礎となる部分モジュールを公開している人というのはいっぱいいて、ブラウジングして寄せ集めて自分のパソコンで大合神しちゃうとゼビウスどころかグラディウスだって出来ちゃう。やろうと思えば専門学校の頃に憧れてたバトルガレッガだって自分で作れちゃうかもだけど、そのくらいで満足したの。

そうすると、またギター弾いて歌ってみんの。

今どきはネットにハウツーが色々あって、料理のレシピとか教えてもらえば誰でも出来ることが増えていってる。けど、流行を捕まえた歌詞の書き方とか、そんな方法あるかどうかすら分からないし、テレビで歌番組流してても最新曲が耳になじまないこともある。

それはそうなのに、ジャンル化された音楽は作り方が手順化されて、パソコンとDAWがあれば素人でもディアゴスティーニ読みながら編曲くらいは出来ちゃう。このへんも俺がグラディウスを作れたように横の展開でみんなで同じ問題に向き合っているうちに、10年くらい経ってみたら誰でも作詞作曲出来るようになっているかもしれない。

糸井重里さんによると「名詞を並べれば歌詞は出来る」らしいよね。野菜とかポケモンも歌詞になるくらいだから。アジアの純真とかさ。

何かに行き詰まったら、勉強してみるとか、ゲームするとか、勉強は悪いことではないしゲームも楽しいことだけど、どこかに自分の気持を置いてきぼりでやってる時にこじれちゃうことがあって。

そうじゃないよなと。作詞って相撲みたいにどすこいってぶつかりにくい。ギターの速弾きとかだと、根性で練習に打ち込んでみることが出来るんだけど、そういう感じじゃない。どうぶつかるか、考えて先回りしてできないってなっちゃう。

いやそう考えてると、考えの束縛を打ち破ってフレーズ出てきたんだけど、出来た歌をポップスみたいに5分に仕上げて編曲までしちゃうってわけにいかないから苦しいんだと思う。

もっと精進しなきゃなのか、秘密を共有できる助っ人をなんとか見つけ出さなきゃか。

名詞から歌詞ができるなら、今俺が考えたのは「声上げろ」みたいな命令形から入る人を鼓舞するような歌詞はアニソンのパターンにハマるかなと。これは今日平家物語那須与一が弓の名手だけど腕前を披露したら上司から「アイツ打て」と言われて射抜いて舟から落としなみたいな話を読んで、やっぱ命令形だよなと思って出来てきた。

勉強もたまには役に立つもんだなと思ってる。「超えろ!自分の限界を」みたいな槇原敬之さんの歌も命令形からだよね。自分に自分で命令しないと重い腰が動かないだけな気もするんだけどねー。