
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2004/07/22
- メディア: Video Game
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それを知っているのは結構な将棋通かパソコン通の話なのです。
市販のパソコン将棋が出た頃から、素人よりはパソコンの方が強い。
それで、コンピュータには勝てっこないと信じている人が大勢います。
なにを今さらそんな話を掘り返すかといいますと、
僕自身青春の多くの時間をコンピュータゲームに使いました。
なかでもストリートファイターというゲームは語り尽くせないほどです。
語り尽くせないほどやったのは2人で対戦するのが面白かったからです。
ゲームが人気の頃は県代表レベルで、下火になってから物好きの集まりで、
日米対戦の日本代表として大会に参加して雑誌の片隅にも載りました。
それでも、ほとんどのゲームに興味の無い人はゲーセンの片隅で、
コンピュータと遊ぶゲームで人間よりコンピュータが強いと思ってる。
つい先日に出かけた先で寄り道したゲームセンタで1人用をしました。
ダイの大冒険のフレイザード様のようなボスを倒して名前を入れる。
そうすると女子高生が後ろで見ていて「うわー」とか言ってくれてる。
もう滅多に遊ぶ人もいないんだろうなと思いました。
コンピュータとの戦いはプログラムの裏読みでいずれ煮詰まります。
それが人相手だと心理戦になってなかなか必勝法のようなものは出ない。
近頃はICチップの入ったカードに勝率が記録されたりします。
そうしたデータを統計的に見て、達人同士の対戦の刹那は運で決まる。
長い目で見て行くと5分5分に見えるけど5割5分と4割5分のような差。
その5分の差を生むために日夜練習に励む人ももう少ないんじゃないかな。
僕はその凌ぎを削る戦いからは引退した組なんだろうけれども、
コンピュータに勝って喜んでもらえるならそれくらいは披露できるなと。
日本一とか世界一より家族の理解の方が大切で、
(それにはUFOキャッチャーやパチンコの方が説明力あるんだけど)
画面のどの人を動かしているかも分からないような家族なんだけど、
参加者目線でいくと充分すぎるほど勝ってるということ分かってほしい。