昨日の晩御飯はフィッシュフライカレー

外食中心になると野菜ものは割高感があり肉食中心になりがち。

そして肉と穀物でもダブルチーズバーガーとかフライドチキンソーセージカレーとか、好物の中でも栄養価が高くその割に店頭価格の低いものを選ぶ。つまり店の利益を考えてなるべく自分が特になるようにと数字で選んできた。数字は価格だけでなくカロリー割る価格こそがコストパフォーマンスであるという二軸評価である。

だが、そんなことを繰り返すとセットのポテトがしなしなだったりカレーのルーがなんか少なく感じたりすることもあった。米国にはチップの文化があり、お金持ちは労働者に労いをお金で示すとどこかで習った気はする。だからコスパだけではなく、食べたいものと店頭価格で余分に払うわけではなく、もっと原価率が下がるようにと計算の軸をひとつ増やしてみた。

受け取ったフィッシュフライカレーにはルーがたっぷり入っていた。しかし安いわけではない。レトルトのカレーを買ってスーパーで魚フライを買いレンジのご飯にかけたることを考えると倍くらい払っているのである。でもまあ、ゴチってもらったわけだし、ゴチってもらうのにトッピングをふたつは甘え過ぎかなと言う計算も無いわけではない。

ただ、俺の原価率計算が二十年前の社会科ベースなので、コメと魚が安くて店が儲かるだろうというのが誤解で、外来種駆除や船員の減少などで農家や漁師や輸入業の時点で価格上昇していて、店がそこまで儲かるわけでも無いかも知れない。

それでも、考え直すとたっぷりのルーでお返ししてもらえたし、マクドナルドでエグチさんを頼んだ時にはアツアツのポテトが返ってきたことも忘れられないのだ。


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