遊戯王DSで現在92勝5敗

 当然ながら弱い相手と戦えば勝率は上がるし強い相手とやれば下がる。勝率95%とは。

 まあ、弱い相手を選んで戦ってきたわけではなく、ゲームの序盤から出てくる順に戦ってきたらエキスパート大会の開催時点でこの成績だったということ。まだ何人か未知の相手がいる。

 ズルは全くしていないかというと、戦績面で負けたのを無かったことにはしていないが「強欲な壺」が早く欲しくてKCポイントを貯めてからパックを買って当たらなかったらリセットくらいのズルはした。マジシャンズソウルくらいまでくると、そのズルも自戒した。

 自分の心に問いかけると、近所のおもちゃ屋がとてもひどい店主で、子供騙しのズルをたくさんしているのに、店に来た子供に仕入先の業者がおろしてくれないというウソを吹き込む。

 確かに問屋さんには一見さんお断りの囲い込み商法があるのだが、良心的な店とのつながりがなく、手っ取り早く安く仕入れたものを子供に売りつけようとしているだけの話だ。

 誰も行かない店なのだが、俺は子供の頃から行き場がない時によく遊びに行ったし、ヤクザ屋さんか創価学会かは知らないが、店に他のお客さんも来て遊んでもらっていた。

 学校で勉強するよりも周りに大人がいて、そこで学校では教えてもらえないことを色々と教わったが、吹き込まれただけで後々からよく考えると間違っていることも多いのだ。

 それは学校で教われることにも何ひとつ間違いがないとも言わないが、子供心に覚えたことというのが人格形成では根っこの部分にあるから、ズルをズルだと見抜くのが遅かった。

 コンピュータをトレカや麻雀にジャンケンなんて、考えたら土台ズル放題を相手にしている。まともにやり合えると思って取り組むのも馬鹿馬鹿しいと思う人だっているだろう。俺はそういうものたちを相手に、レゴブロックの売り文句である「子どもには最高のモノを」という精神で持って、ズルなしコンピュータゲームというのを求め続けてきた。

 レゴブロックが良いおもちゃかというと、処分の難しいプラスティックだし静かな家にジャラジャラと子供がかき混ぜる音がうるさいかもしれない。

 その意味で、誰も買わないおもちゃ屋からも反面的に勉強になったことは山ほどある。

 そして、やる気がないようでも毎朝店に来て開けているわけだから、それで貧しいのは店のせいばかりというわけでもなく、店主のいうような問屋の問題以外にも地域の経済状況や子供の遊び場の問題だってあるだろう。その心配は人の店ではなく自分ちの親父の店でも同じことが言える。

 高校くらいで世界史を習うと欧米に興味がいって、鉄道模型などのおもちゃ産業では欧米は先進国で大人にも遊ぶ時間があるという話に羨ましさを感じたものだが、それは戦争や経済で勝戦から植民地支配や労使関係で優位に立っているから、敗戦国で雇われる国に遊びがないという話だと今では考えている。

 つまり、おもちゃを買っても働いていたら遊ぶ時間がないわけだし、俺の場合はお金がないと言っても暮らす分があったら、余分に働かずに今持っているおもちゃで遊ぶから遊ぶ時間があるのであって、新しいおもちゃを売買しないと成り立たないおもちゃ屋と商売敵になるのも自然な道理だと言える。

 おもちゃ屋の店主は客に古いボロいものを売りつけて新しいゲーム機とかで遊んでいた。それで俺が買わなくなって古いおもちゃで大事に遊ぶようにったら、俺にもおもちゃで遊ぶ時間は実はたっぷりあって、お金を逃さないように大事にするとおもちゃ屋の店主が新しいおもちゃを買えなくなって愚痴を言うようになった。

 仲良くしてもらっていたのは相手の商売だから。俺は俺で、俺の他に商売抜きで遊ぶ余裕のある友達を見つけないと対等に遊ぶことはできない。

 だから、というのは論理がちょっと寂しいが、俺はコンピュータゲームで遊ぶ。


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