返事待ちでぼーっと過ごした

 3年くらい前からスケジュール帳を使っている。だんだん大きくなっている。

 だが、俺は引きこもりなので本来スケジュールなど無い。無いのだが、そのままだとどんどんぼーっと年を取りそうで、日記を埋めるよりは先んじて計画を立てようと書き始めたものだ。見返すと、テレビゲームの攻略やアイデアメモに自宅でのシステム開発に勉強をしないよりはと手帳でした。

 求人サイトの登録したのは半年前。罠かも知れないが自分の実力も知りたいと思って飛び込んで、その頃より求人は有名企業だったり(といっても同業で)高収入だったりする。だが、採用実績はまだないわけで、就活中ということではある。

 応募して、返事が来る前に他の企業からも来た時にちゃんと先の分の返事をもらってから、次に行くことにしている。月曜に申し込んだ分が今週いっぱい返事が無くて明日から土日。1週間以内が返事のルールらしいので月曜に多分来るだろう。

 それで今日はパソコンのメールボックスを開いて返事が無いのを見るとタバコを吸ったりコーヒーを飲んでを繰り返し、テレビをつけて将棋のネット観戦などもした。

 大企業ともなると社外秘事項が多くて、退職した人が前職での実績を転職先企業に証明するのが難しいって話がたまにあるようだが、俺も今そうなっている。ただし、求人は履歴書と趣味開発のオープンソースでの実績の双方で来るわけで、ブログもアクセスがあってやっていて良かったとも思う。メーカーの下請けとしてのプログラミングやシステム開発は古くなって、後から勉強したことは自宅からネットに配信してそれだけでもスキルと見做されているわけで、しかし就職でいざとなるともう一歩が遠い。

 それで今日はこの雑多なブログの広告欄やデザインを作り直すことも考えている。俺が南堀江のビデオカメラの工場にいたころ、趣味でしているホームページ作りと会社での給料がすり合わされて誤解されウェブデザイナーという職業が求人欄に登場した。

 その頃は難しいシステム開発ではなくホームページ作りで同じだけもらえるのかよと思ったものだが、簡単な仕事であることが分かると単価が安くなり、忙しい現場では毎日残業で企業のホームページを月に二桁くらいの画面数で作らされるという噂もあった。そのころに、ウェブは進化してホームページは古くなり後にブログが誕生した。

 今流行っているところは、その頃にウェブでしごかれたウェブ屋あがりもいて、当然一緒に仕事をするとなると仲が悪くなることは見えているというか既に仲が悪い。

 システムでも画面屋とシステム屋がいて、お客さんの注文を請けて画面を作ってマウス操作をシステム屋に投げるから画面屋なのだが、それは今もスマホのタップ屋とバックエンドのシステム屋に分けられて給与格差があるようだ。

 プログラム開発とルーティンワークの関係も考え事としてしていた。システム開発が進んでいくと世の中の仕事が肉体労働のルーティンワークしかなくなるみたいな脅し話を心配していた時期もあるのだが、人間が仕事を覚えてルーティンにハマるまでも結構頭を使うし、マクドのバイトでも客を見てポテトに振る塩の量や揚げ時間を考えるくらいの技術介入度はあって、全くモノが言えないわけでも無いと俺は思う。

 それに、マクドの仕事がルーティンだから俺で出来るかというと、俺は寝坊はするし遅刻もするだろうから、始業時間の決まっている仕事に長期でキレイにハマれたことが無い。思えばそれを許してもらえたのはその時の上司から見て人並みというのがその会社に来る多くの人の中でしっかり開発業務を受け持っていたからで、転職して1回遅刻したらその月でクビみたいな経験も何度もあるが、それは労使関係において非合法だと後から知る。しかし、合法なら自分に有利かというと、なあなあだから仕事がもらえるという場合もあるわけで、キッチリするのは互いにしんどいわけで。

 高給でも厳しかったら、思い通りの自分の能力を発揮できないかもナーと思っている。再就職活動のはじめの頃は応募して返事待ちで眠れなくなるほどだったが、既に求人サイトと投資家向けサイトとこのブログでコミュニケーションは始まっている。

 気づいたら、ブログを1日休みそうだったので、ざっくばらんに書いて寝る。


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