以前の俺は努力が実っていないと思ったものだが、努力で果実は出来るものではなく種があって根を張って幹が伸びて枝葉が出来て果実が出来て種を落とすことは太古から変わらず、果実は樹木の成果物でありそれを取るのは鳥の方が有利だが、人間が今ほど果実を占有している時代は無いのではないかと思うし、実が他の人に食われたという例えを使うなら、自分もまた畑仕事もせず米を食っていることにもなる。
おいしいところを取るということは皆が狙っていることで、まあラクをするなら体温やチーターの思う美味しいところではなく残り物を食うハイエナみたいなのが賢いのかもだが、賢さで言うと霊長類はいちばん賢いらしいが鳥の方が上位種だとか。なぜ？飛べるから。
おいしいところは皆が狙っている風に見えたのは大会など勝ちたい人が集まる場に積極参加していた過去があるから。やめてしまえばこの街でカプエス２など置いているゲーセンも無いしＰＳ２を音を出して遊んでいるのも俺だけのようだ。
上手くなれる要素をひとつずつ丁寧に取って行けるかというと、まあその結果がＧＰ２０００なわけで。壁に感じていたところを突破するというのを以前はアクセル全開でぶっ飛ばして壁を破ったら勢いに乗って遠くへ行けるという世界観だったが、なんかヤスリやカンナなどでちょっとづつ壁を削って、掘削して穴が開いたところからまたランタンを灯して少しずつ歩いていくみたいな世界観。
派手なアクションゲームではあるけど、何をやったら今より上達するかという所でぶち当たっていたのは思考の壁であって、それを破っても技術とか器用さの壁はそれはそれであって。あとは自分なりに上手く行ったことを他の人に宣伝することにも壁があって。それにネットのブログをこうして使ってみても遠くの誰かが読んだところで自分の親近者に届くかというと別問題なわけで。
ゲームのプレイのスコアや試合の成り行きなどに良いところと悪いところがありそれを理解して賞賛せよというのが俺の求める無理筋なのだろうな。遊ぶことを許容して毎日飯が当たる。それで充分幸福だとも思う。幸福は慣れを呼び慣れは退屈と贅沢を呼ぶ。
その意味では１週間ゲームの練習をサボったと言うと語弊があって、１週間ゲームやブログというどうでもいい余興をやめて今週は音楽の勉強や楽器の練習はちゃんと続けたので、求めるものとそれに必要な努力をはき違えずに行動したあとのゲーム。
まあでもゲームはゲームでもっと上手くなりたい要素はあるんだよね。余暇だけど。
