詐欺を取り締まるのではなく本業を取り締まる

 俺はアフィリエイトをやっていて、詐欺サイトの横行に腹を立てていたんだけど、アフィってのも「1日15分の仕事で副収入○○円!」みたいな触れ込みって大体詐欺の入り口で、まあ稼いでいる人がいるってそういう詐欺で作られた稼いだ証拠画像の形をしたニセ画像で、ブログランキングで上位に食い込んだ時で月に1000円未満。まあ規約でどれくらいの売り上げがあるかは言っちゃならなかったんだけど、それは商売の鉄則みたいなもので手広くやってどれが本業でどれが副業か見分けがつかないくらい商売が色々あって、手当たり次第に頑張っていくと嗅ぎ分けるとかではなく、本当に幾ら入っているか見比べるようになるのが帳簿ってもんで。

 それで、ワンクリ詐欺とかを取り締まっても後を絶たない問題に対して、ついに政府が「本業を叩く」という手に出て、9月7日付でアマゾンのアフィリエイトバナーが停止になったんですよね。んで他の系統からも「法律代わるんでサイトをどうこうしてください」というメールがじゃんじゃん来ている。

 思うに、本業でというか真っ当に商品が家に適正価格で届く「儲からない」アフィをやっているところの方がもはや少なくて、うっかり定価で家に届いちゃったから安心した人がホイホイ詐欺に捕まるのであって、大した利益でないなら本業を取り締まればネットの通販はリンク形式で「全部詐欺」になって、そのほうが取り締まりやすくて安心で、ネットにクレカ情報とか入れちゃう人も居なくなるのかなぁ、などと。

 あとはまあ、サイトのどっかに必ず「このサイトには広告が含まれています!」と書いておかないといけなくなったらしいので、とりま書いておきます。

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