ソウル市街地コースで入賞すると香港コースに挑戦できるようになりました。
ファミコンの「Ｆ１レース」を幼稚園から小学校低学年くらいで遊んでいて、レースゲームからはじめて免許を取ったのが二十歳で親父のシビックのドライバーシートに座った時に「大人になったなぁ」と実感したのを覚えてます。
しかし２５歳で家を出て、プログラマをしながら炊事や洗濯などの家事をして、家賃が月５万５千円、今から考えたらあの時無理してでもクルマを持っていれば違ったかなとは思うけど、まあ先行き不安でクルマのローンを生活に上乗せは考えられなかった。
それから病気して、ペーパードライバーとして免許を更新してゴールドになった時には、あのシビックに乗った時に感じた「大人になった」という感覚は遠い過去となり、独り立ちして結婚もしないまま病気で入院して実家に帰って来て「子供に戻ったなぁ」という感覚で塗りなおされてしまったんだよな。
まあ、クルマ以外にも趣味はある。ゲームだと子供っぽい印象も強いので、ギターを弾いてみたりもするけど、それもどちらかというとティーンな感じはする。ゲームよりは大人だけどクルマよりは若い感じだ。
それでも家で暇してゲームしているうちに色々のゲームに飽きたら、最初つまらないと思っていたグランツーリスモ４の魅力が分かるようになって来た。レースゲームでもなるけど、レースしないでドライブシミュレーターとしても遊べる。クルマの３ＤＣＧを色々な角度から眺めて、シミュレーションで乗り換えていくうちにカッコいいと思う車のフォルムと言うか、以前は性能も度外視だったけど、ちょっとした違いに敏感になって、どの車も魅力的だなぁと思うと、まあ家のクルマがあるから世帯保有率が７８％とかいうとウチもクルマあることになるけど、クルマ欲しいなぁ乗りたいなぁって気持ちがまた高まってきた。
ただまあ、人生で何台のクルマに乗るかというと、クルマの買い替えは一大事であって、それが分かるからバーチャルでレースの賞金を貯めてトルクの高いクルマに乗り換えてゆく趣味にも面白さを感じられるのであって、ホンダとか日産でレースゲームをしていたら「何やってんだろ俺」感がハンパなかったが、アメ車に乗ってフォードを買うためにカネを貯め始めたら、なんとなくバーチャルも良いもんだとあらためて思うなど。
まあ、実際問題のところレースを実車でする気はなく、駐車場でとなりのおばさんが白線ギリに停めていたら車幅の広いポルシェカイエンをこすらないようにバックで駐車するの面倒くさいなぁとか、乗り慣れたチャレンジャーからポルシェになって乗っていないから、親父から鍵を借りたとしてサイドブレーキとかウインカーの出し方とか日本車といちいち違うので、そのへんの操作をマスターしておかないと遠出は危ないかなとか、その辺の心配事を全部ひとつづつやっつけたら、高速道路は乗らないで発作が出ても非常灯付けて路肩に駐車すれば、まあひどいことにはならんやろうと。
心配性が鬱とかの精神疾患をひどくするので、まあグランツーリスモ４でも慣れるのにまた毎日一定時間を練習に当てるのは良い予行演習になるとは思う。
普段乗りに家族的には三台目となるホンダフィットかスズキスイフトくらいの一般的な乗用車が乗りやすいかなぁとかカーセンサーなどで見るんだけど。
シビックに乗っていたのが遠い過去の事で信じられない部分もあるんだけど、それ以前ってゲームとは言え家でレース全部１等になるまで何度も何度も同じコースを走るのに飽きがこず出来ていたわけで。あの頃の感覚とは今は全然違って、駐車場幅が狭いから広くしてほしいよなとか、大雑把になって行く自分がいて、レースで５位くらいになってもトップと３秒差って３秒くらいどうでも良いやんって思ったりしてしまう。
そのへんが駐車でも１０センチくらいの幅に気を遣うのは疲れるから車幅は狭い方が良く、エンジンもそんなに飛ばすわけでもないから軽自動車で良いかもってなる。
けど、家のクルマで実際にあるのが親父の乗らない飾り物のポルシェで、そいつは左ハンドルで車幅が広く、どこかポンコツで操作も慣れない。
そのへんのすり合わせよな。婚活で奈良在住でクルマに乗れないというと不利になるって不特定多数に対する一般論で考えて「乗れるようになっときたいなぁ」てのが焦りとしてあって、だけど多分病人でまずその時点で結婚は難しく、そして運転できる嫁さんが来たら何も問題は無いとそこから考えてしまうと事がクルマから「良い嫁探し」に転化されて永遠に進展しないので、まずはグランツーリスモ４を毎日するくらいの方がまだ進展としてはある気がする。
おとといくらいまでは行動の練習にグランツーリスモではなく首都高バトルに買い替えようかとか考えていたから、そこは無駄金使わずＧＴ４にしようと決めたあたりから少しずつ前向きにはなってると思う。
追記：
香港コースで２位入賞。
市街地コースは写真映えとか動画映えするシーンがあって、リプレイを丸々撮ると2分強を２周で５分手前くらいの動画が出来上がる。それを撮影したケータイからブルートゥースでＰＣに送って編集しようとしたらケータイの電池が切れた。
ＰＣに送った動画に関しては無線ＬＡＮ経由でネットにアップしているので見たい方はＹｏｕＴｕｂｅチャンネルまで。アップ自体は十数秒だったのだが、５分近い動画を縦横を変えたりトリミングしたりという処理はウチのＰＣではパワー不足なのかも。フルＨＤサイズで撮影したもんだから。ＰＳ２だがケータイ画面で見る分には映画も変わらん。特に香港の電飾のある夜景をクルマでぶっ飛ばすシーンは「これはゲーム画面です」という注釈を付けても良いくらいだと思った。
