昔話が増えるが

毎日新しいネタがあるわけでもなし、時効と思われる昔話が増える。


テレビで自動販売機の顔認証がどうこうやっていたが、顔認証のプログラムは専門的だわ。プログラムでも専門的かもしれんが、その中でもさらに。カメラメーカーのシステム部門にお邪魔した事があるが仕事はカメラと関係なかった。またプリクラも1台作らせてもらったが、競合メーカーがいくつかある現在稼働中のマシンなので関わったという以上の事は書かないでおく。そのメーカーのビルの1階は美容室でロゴマークがどう見てもエイベックスと空目するようなマークなのだ。宅配の兄ちゃんからはモデルスタジオか何かと思われているらしい。そして俺はプログラマーではなくカメラマンか何かだ。都会の真ん中にあるのにソフト部門と思われていないあたり危なっかしいようでなかなかのセキュリティ。そう考えると日本総研の大きな看板はバカだな。


俺が10年以上勤めた有限会社フリーライフは最盛期年商8000万あったらしいが、それを言うと親父の店もバブル期は年商すごかった。新聞に長者番付で載ったからな。しかし親父と会社の社長の仲が悪くて俺は仕事より家族を優先するために会社から仕事を請けなくなり、電話が何度もかかってきたが着信拒否している。年商8000万のわりに建物が無いのは内勤が1人もいないからで、そのコストがかかっていないから信用しているところもある。オッサンが大阪の家賃の高いビルに受け付けのお嬢様を雇ってふだん2人で遊んで仕事を右から左に流すだけのような会社に仲介料を取られるのは悔しい。実際に有限会社と言うのは会社法が変わって新設できないが(現行法は全て株式会社)会社というと登記簿を出した法人でなく「ビル」をイメージする人が多い。ビルの無い会社だから、うっかり名刺を渡すと住所の所に行ってみて民家だから「詐欺だ」と思われた事もあるらしい。今は名刺すら持っていない。フリーランサーになっても商習慣からどこかの会社を通して仕事を請ける事が通例で、報酬も似たり寄ったりなので、すっかり囲い込まれている感はある。昨日も書いたがIT業界と呼ばれるのはコンピュータ関連全域でなく人材流動性のある下請け業全体を指す言葉だと言えるだろう。顔認証のような技術はメーカーが握って離さないだろう。たとえそれが外注でもメーカー名は死守される。


そういう風に考えて行くと、ソフトハウスと言うのは顧客さえ確保していれば知名度が低くてもやっていけるし、低い方がやりやすい場合さえある。俺は自己承認欲求でブログを始めてから、専門外でもとにかくシステムを見て欲しいと頼まれて、畑の違う仕事に苦しんだ経験がある。頼む方も誰にどう頼んでいいのか分からないので、知名度なんてあると専門的研究とは縁遠い駆け込み寺のような仕事になってしまう。


書けば書くほど書きたい話は増えるが長いと読めないだろうし、昼食の時間になった。

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