東京とか大阪の人はどうして友達と「飲みに行く」のか

いや俺の住む田舎町にも最近では居酒屋ができて「飲みに来る」んですが。

 

東京とか大阪は商業地でテナントが中心で住居の家賃が高く部屋が狭くて住みにくい。だから友達を家に招いてホームパーティーというか日本的にいうと鍋ですね。鍋ひとつするにも料理屋を借りないと出来ない。

それにまあ、見ず知らずの人を家に招いて家のものを見られたり盗られたりするリスクを背負いたくない建前マンは人と付き合うのに予防線として店で飲み食いしてみるという風習があるのかもしれませんね。

だけど、都会で知り合った相手ではなく、気心の知れた仲間と食事をするだけなのに、特段「うまいもの」というわけでなくありふれた飯を食うために電車で都市圏まで出て飲むというのは「もったいない」と近頃では思うのです。

みんな外で飲むからかっこつけて同じように外で飲むっての、何か違うなぁって思う。

これは必要性とかの問題でなくどことなくみんなが「大人になったらそうするもの」と思っている感覚で成り立っている風習じゃないんですかね。

だって、家で飲んだら缶ビール1本100円なんだよ?それがジョッキ400円で「普通」で鳥貴族の280円は「安い」って絶対に金銭感覚狂ってるよ!

とはいえ、俺も若い頃は都会でいっぱい飲み食いしましたから、今からそのカネを返せと言っても返ってこないので、家で缶ビールを飲んで少しずつ小銭を貯めているんです。思えば勤めて1年目は貯金マンでした。だけど、会社づきあいでテレビゲームが趣味の貯金マンってのは長く付き合う相手としては退屈に思われたんでしょうね。

正直プレステでストリートファイターとかの趣味も飽きてきてます。だけど、飽きてないなら、無理して背伸びしないでちゃんと飽きるまでゲームして貯めてみるってのも悪くなかったんじゃないかなと思い返すんですよね。


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