ギターボーカルといってもひとりに見えるだけ

 ブログを休んでみたんですよね。お金の勘定が下手で、サラリーマンの貯金と年金を合わせてそれで十分暮らせるらしいんだけど、親の持ち家をゆくゆくは親がくたばって相続することになるので、相続税を親の生前に貯めたいと思って親子でカネがあるのにシャケ弁暮らし、その前はカップラーメン暮らしだったわけです。

 泥棒の心配とかもあるので貯めているのを秘密にして、株も持ってて、株の配当だけでカップラーメン暮らしをすれば働かなくても貯金が増えるくらいに思っていたんですが、親も俺が貯めているのが分かると安心してゴルフや旅行に居酒屋さんで遊ぶようになって、そこからするとこうして在宅でブログを書く生活は俺がネットにアップするもんだからプリンターで近所の人に見せる出なく、近所からはニートと思われてんです。

 でも、コンビニでタバコをカートンで買い、弁当をシャケ弁からシャケ幕の内とか牛めしにして、酒を缶ビール1本からストロングゼロや日本酒にしても、まだ貯金は出来る。銀行も俺が大阪で働きだして都市銀行を使ってきたけど、地銀が相談に来るようになって、そして俺がもうちょっと値段のするものにお金を出さないと地域の経済が悪くなるということで、生活を少しずつランクアップさせているところです。

 まあ、そうすると人との仲も改善されて、夜な夜な聞こえてくるギターの弾き語りの音源がウチで俺らしいという分かってくれる人も出てきているというと楽観視かもだけど、それで今週はDTMの打ち込みから音楽の本を読み直して、今日は初めて買ったギターの教本の楽譜を演奏して、俺はギター歴13年としているけど、この教本は19歳くらいで買ったもので、あきらめて他の仕事をしていた日も考えると26年経ってんです。

 今日はNHKの工場見学でギターの工房が映ってましたけど、俺がギターを弾いて歌えるようになったのはプログラマとしての仕事の貯金や仕事を通して世の中のITサービスとつながって、教室で教えてもらわなくてもビデオ通話でマンツーマンだったり、誰に見せたことが無くてもマックやケータイで撮影録音して拡散できるのがモチベになっていたり、ギタボではなくプロ仕様にと思った時にDTM機材を買うお金があるのも他の仕事のおかげだし、もちろんお金で買えるのは作って売ってくれる方がいるから。

 まあそれでギター弾いて歌ってるから何なのッて思われるかもしれませんが、ギター歴26年と考えて寄り道していた26歳の頃にはミスチルのANYの「今僕のいる場所が探してたものと違っても間違いじゃないきっと答えはひとつじゃない」という節にやたらハマっていました。

 小さい頃から歌手になるのは夢でも人には隠し、小学校の文集ではカメラマンになりたいとか書いた気がするし、親に幼稚園くらいで社長になってビル建てたいとかいったようなのも覚えています。

 でもね、素直に歌手で良いとは思うんだけど、近所が商店街でお金持ちでひねくれた人が多くテレビで歌手を見ても病院で週刊誌を読んで「あいつ口パクらしいな」とか浮気報道に喜んだり、何かと人の不幸は蜜の味で楽しんでいらしゃるお年寄りの中で育った俺が素直にステージで歌って全面的に賞賛されるとも信じられなかったのもあるんです。

 まあ、引っ越すとか、そのくらいするかというと、まだ行動力が足りないのかもだけど、その一念でやろうと思えるほど自分がギターや歌で優り勝てるともまだ思っていなく。まあ、音楽って優り勝つとかそういうものじゃなく心に響くかどうかでしょってことで、既にネットを通してたぶん通じ合っていると思える往信はあるんですが。

 疑り深く慎重な根っこの部分が邪魔をするんですよね。だから酒を飲んでみて、酔っぱらって本当の自分とか根っこの自分が酔ったら出てくるものなのか、単に酔うと知能レベルが下がって簡単になるのかそのへんは分からないけど、もうちょっと簡単でいいんじゃないって思いつつも、目指した音楽と自分の腕で出来る演奏にもギャップはあるんです。目指した頃とのギャップ以外に趣味や好みの変化もあったので、いまいちど「そういや俺ってなんだろう」という意味でギターの教本をおさらいするも、それ以前にバンドにハマる以前からテレビのアイドルに幼稚園小学校からハマっていたので、65歳で老齢年金までもらってから「おじいちゃって何になりたかったの」「ウルトラマン仮面ライダーかな」とかいうレベルの話だと思って今日はここまでにしておきます。


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