「氷山の一角」がしっくり来るイベントカバレージ

「マナカーブ」という言葉も多分もう古くて「確率分布」のほうがしっくり来る。

充分にデッキが回るように土地を増やせば土地ばかり引いて有効な呪文を引く確率は下がる。

そういう意味で、安定的に動くようにするか切り詰めてトップギアに賭けるかは究極的には想定デッキに対してどちらのほうが期待勝率が高くなるほうを取捨選択することになるけど、それを計算するにはプレイ中の駆け引きを抜いて勝率に結びつけることは出来ないわけだから、自分のプレイスタイルとか信念や好みに近いものを選択するのにも合理性はある。

その割り切れなさが俺がMTGに時々だけど取り憑かれたようにのめり込む要因だろう。

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それでも答えの出ないと思っていた麻雀のようなゲームでも1000局以上も打ったらある種の諦観が出来てくる。MTGも色々の強い人がいるが、恰幅の良いヲタ兄ちゃんが「100リーグ500試合くらいは調整に使いますね」とインタビューを受けていて何か「そうだよな」と思った。

優勝に近いトップ8かトップ16くらいからデュエル中にどうしたこうしたとイベントカバレージが記事として掲載されるけど、特筆すべきことが何もない凡戦の内には土地事故あるいはダブルマリガンくらいから小型クリーチャーが並んで終わってしまうような試合もあるはずだ。

ただ、小型クリーチャーデッキにも「紅蓮地獄」という対策カードはあり、それだけ狙って「否認」したい。かといって赤デッキには「赤の防御円」のような対策カードがあり、それをどういう手段で乗り越えるかが赤使いの普遍的な課題になる。1000人の参加者がいるトーナメントには小型クリーチャーデッキも焼殺デッキも流行りのコンボデッキもいるわけで、スイスドローというルールが有る以上は当たった相手との相性も勝敗の要因に占める割合は多きい。

考えたらデュエルを仕事にしたいほどではない。トーナメントに出てみて、実体験したことと後日イベント記事になったり優勝者インタビューなどの勝者の言が自分の腑に落ちるものではないという不服の感覚を自分でどう消化するかという問題が大部分なのだ。

納得行くまで計算してみると、どういうデッキであれ不確定要素は大きいゲームだから。ただ、それでも不確定要素がある中で最高の選択を出来ているかと言うと詰められる部分もたくさんあることも同時に事実であって、詰めたら詰めた分は不安定が安定になる。

そしてその結果として、ウィニーデッキにデカブツを少量入れるほうが期待値的にも自分好みでもあるけれど、初手デカブツ2枚引きはダブルマリガンに近いので、デカブツ1体でデュエル中にタイミングよく引ければラッキーという嶺上開花みたいな隠し技を仕込んでみて、そこまでだと思ったのよね。

計算を信じると、小型クリーチャーを展開して勝つのが大筋で、100試合くらいやったらデカブツが上手く決まることもあるんだろうけど、ちょっとやそっと試したからと言って引き合わせるものでもないし、それに物足らずにデカブツを引きやすく増やしちゃうと計算を台無しにすることになる。

あとはまあ、トーナメントに出ようと思ったらカードは新しいのに買い換えなきゃだし買い替えたらそれはそれでデッキ練り直しだし生活リズムを整えて交通費と時間を使って参戦を繰り返さなきゃならない。どれから行動に移していくかも考えていかなきゃね。

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