今日のソニックウイングス

 スーファミの電源を入れてオプションをEASYにしてから始めると2Pコントローラだったのでリセットして電源を入れたままコントローラを差し替えた。これ、良い子は真似しちゃダメな電気製品の扱い方で、プレステとかでやると下手を打つと壊れるのだけれど、オモチャとして頑丈に作ってあるスーファミは電気系統も頑丈で、たぶん回路設計とかで電源投入時の差し替えでも大丈夫にしてあるのだと思う。

 全部の仕組みを知っているわけではないけど、ファミコンは間違えてディスクシステムのACアダプタを刺して壊してしまったことがある。ゲーセンバイトの初めも基盤を扱う上で音声ボリュームを最小にしてコンセントを抜いて基盤を入れ替えたり、ディスプレイモニタを縦横に入れ替える時に背中の真空管を割らないようにとか、電気機器の取り扱いは触って覚えて、工学的に何故なのか分かるものもあれば放っていることもある。これでもメーカー勤務経験者で技術者なんだけど、普通科高校よりさらに受験に特化した進学校だったので、カバチタレが工場見学に来たみたいな扱いのまま40代まで来てしまった。

 それはさておき、さておくのか!とお思いの方もいるかもだけどソニックウイングスである。1Pにコントローラを差し替えて使うのは日本の飛燕。ずっと自衛隊機体だと思ってたけど架空機体らしいFS-Xに乗っている。しかも飛燕じゃなくて緋炎が正式名称らしい。HIENな。

 それで何だ、久しぶりのプレイから2日目でワンコイン7面中ボス。今までキースだったのでパターン等変わる割に善戦だと自画自賛しつつ、案外とクリアは近いかも。速く見えていた弾は何とか避けてやろうと日頃からパターンを思い出してイメトレしていると改めてプレイするとやや遅く見え、老化で反射神経が鈍るみたいのは70歳からで中年が若い人に劣って見えるのは大半の人が出世で自ら仕事をしなくなりお酒やたばこをしてテレビを見るからだ。それを確信した。シューティングも専念すれば充分出来る。まあ40代になるとそんなんより三国志とか信長の野望に趣味が変わるのも分からなくはないが。

 ただ、ノーミスで進むとランクが上がるのを肌感覚でだが間違いないと気付けるようになり、キースでは1機2ボンバー残せばラスボス最終形態に勝てるのが、飛燕だともうちょっと詰めのやり込みが必要だとは思う。移動速度が速くて威力は低いという忍者パイロットでも機体性能もそうで、何となく魔法大作戦のミヤモトを連想するのだが。

 東亜プランケイブになってビデオシステム彩京になった、みたいな中学生理解だったのが、会社再編と開発チームの移籍と開発環境の引き継ぎは3つとも別物だからナー。人がいなくなっても知的財産権を持っていればソニックウイングス2は作られたわけだし、だからソニックウイングス2ではなく別会社となった彩京戦国エースの方が遊んだけど、それって批評的な立場ではなく開発者萌えみたいなもんで雑誌とかで知れるゲーム開発者への人気投票みたいなもんでさ。

 それで素人くさいかもだけどスーファミ版のソニックウイングスな。横画面縦シューというとそれ特有のノウハウがいるらしいけど、そうじゃない人が作った横画面縦シューだって世の中には何本もあるわけで。スーファミ版のソニックウイングスもそういう意味で数ある普通のシューティングなんだろうけどさ。

 ゲームをたくさん持っていても遊べるのは同時にはひとつなのでな。最近は色々持ちたいというより庶民的なお買い得感とか、自分の上達に合わせたタイトルの難しさみたいのが大事で。易しく作ってもらったものを数集めて本数を自慢するみたいな時期も過去にはあったわけで、それがXBOXの実績やPS5のトロフィーで客観性を持った数的な競争になると暇、金、やる気の三拍子で全く勝てる気がせず。まあそれでも観測範囲では自分は上位なんだけど、勝ったというより楽しく遊んで飽きた人としつこく続けて放って置かれる人、そして誰が相手か分からないけど記録ホルダーの人というふうに分かれていて。

 持っているソフトを実績のために新機種で課金してダウンロード購買する、みたいな消費感覚に賛同できず持ち物となるスーファミソフトの方が安心感あるのよな。


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