やくざの「任侠」

 ブログを休むと言いましたが、競プロからいったん離脱しました。

 参加してみてね、世の中には競争や序列があって、強いと弱いに分かれるもんだと思ったんです。人間みな平等で科学的に再現性があるから、皆が努力すれば皆が自己実現できるという考え方は分からなくはないけど、そこまで頑張れない弱い人もいて。

 そこで、皆平等ではなく、やくざの「任侠」ですよね。世の中強いヤツと弱いヤツがいることをまず認めるわけです。だって平等でも子供だったら大人に負けることあるし、反対にマンガのキャラなら子供より強い大人ってまあ、この例えはオタク界隈では悪い例えでマンガに強い大人もいるんですけど、会社勤めのお父さんより子供の方がマンガのキャラに強いという家庭で俺は育ったんです。

 それで前置きが長くなりましたが、強いと弱いを認め合って、強いほうが弱いほうを助ける、面倒を見るってのがやくざの任侠らしいんですね。公平とどう違うかっていうと、例えば同じ3万もらったとして、それでもらったお金は公平。だけどスーパーを渡り歩いてタマゴと納豆とパンを買って腹を満たしてそれで栄養価が足りて食費が1万円でって計算できる人と、赤ちょうちんにつられておでんを皿200円で買って熱燗を1杯飲んで1500円くらい使っちゃうと、食費が5万円くらい行っちゃうじゃないですか。それに納豆は不味い。贅沢してるのが悪いという善悪判断はここではしないんです。おでんでカネ取られてたとしてもおでん屋さんもそれで商売して生計立てるわけで。

 喧嘩で勝って分捕るってんじゃなくて、賢さと行動力って意味でも色々な強いと弱いがあると思うんです。自分の得意のプログラムでも勝てない相手はたくさんいるなって。

 ただ、俺は今まで戦国無双クロニクルスで織田信長の部下になり全国制覇まであと一歩というところで本能寺の変が起こって、明智光秀が率いる部隊を煌々と燃える本能寺で濃姫と蘭丸と主人公の俺で全部切り倒したんです。勝った!戦いは終わった!

 だがちょっと待て。その切った相手って、いままで全国制覇をお題目に一緒に戦ってきたかつての忠臣たちならびに畑を耕す足軽だったのではないかと、気づいたんっです。

 武将としての力比べに夢中になるあまりに、最後は主任公チームの4人を残してあとは全部切っちゃった!

 そうなる前に何とかしようと本能寺の変は起こったのだと史書は説く。まあそこはズバシュと切られてゲームでよかったという話で、勝っても負けても冷たくはないんです。

 それでもコンテストはまだ続いているので、無向グラフのゼロイチでのデータ構造を学ぶんですけど、まあこれ途中でサボって投げた勉強に既視感あるよなと思って。

 ただまあ、事が世界戦なので戦国無双じゃなくてワールドアドバンスド大戦略の結末を例えに話を組み替えないといけない気はするんですけど、ユーロ諸国でも納豆は食ってもらえるものなのかと思うのは上位陣がそっちなので。食料ではあると思うんです。


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