親父は朝にNHKの討論とか見て、弟がなかなか特撮を卒業できないのを心配していたことを思い出すが、特撮の方には岡田斗司夫とかのロボットアニメや特撮にはおもちゃの宣伝として切れない5分があり、作り手が込めたい思いを23分の内の10分に凝縮して作られているので話が一気に伝わる面白さがあるって話を読んだことがあるが、どこまで真に受けて良い話なのだろうとは思っていた。
それがNHKの討論で「労働市場」なる言葉が飛び交い「もうこりゃダメだ」と思ってチャンネルを変えたらちょうど特撮で仮面ライダーに生物学者的な人がめっちゃ気持ち悪く描写されてて、画面がITぽくてこれこれで「もうこりゃダメだ」と思ったのですが、続くキングオージャーはさらに意味不明映像だったけどお姫様が出て来て毒殺冤罪を受けたオッサンの無実を証明するのがニンジャ王子で悪いヤツに働かされたザコが「オシゴト!オシゴト!」と言いながら襲ってくるのを薄紫のヒーローがズバシュと切る映像をなんだかナーと思ってたけどキングオージャーなのに雪の城の周りが無人で誰かが周りの掃除だけをしているみたいなチラッとした話がめちゃ刺さった。
んー、でもこれ見てない人に文章で説明するの無理ってか、どうしても活字だと文字量が増えるところを視聴者を掴む伝わりやすい映像でもって良い仕事してるなぁと思いました。おもちゃも14体合体らしくて何か剣に蝶々とかついててすごかった。
日本国憲法には勤労の義務があり「お仕事」は正義なのだが、悪いヤツに指示された悪いお仕事をやっている怪人こそ中立のニンジャ王子に裁いて欲しいところだが、特撮の関係上おもちゃの聖剣で切って倒すところは入れないといけないのよねーと思った。