フランス、エストニア、シリアレオネ

 好きな戦国武将というと子供の頃はあんまり興味が無かったけど、いつしか戦のゲームにどっぷりとハマるうちに物事を解決するには武力が必要となって、織田信長がサイキョーみたいな人になっていったんですよね。

 まあそれは今の大河ドラマ松潤が家康というのもあって最近は江戸の政治も良かったんやなぁ、くらいに思うわけですが信長びいきは西洋を考えたときもナポレオンが最強なわけで列強にばかり興味が行き、好きな国旗は大抵が白青赤だったわけです。

 それがトレカの趣味にも波及して昨日まで白青赤の人だったんですよ。

 しかしまあ、ゲームで示される5色の親和性で行くと五芒星の時計回り白青黒赤緑の順に色が並んでて、隣り合う五角形の辺は友好色で五芒星の対角線は敵対色でまあ、ゲームの設定の話ではあるんですけど、フランス国旗は自由平等博愛で青白赤だけど、ゲームだと知恵と秩序と混沌ということになって、知恵も秩序も混沌とは相容れない。知恵と秩序の白青を取ると青と仲の良いのは冥界の黒で、いちど白青黒に並べ替えてみたんです。

 勝ち負けで行くと行けるのかもだけど、カードを並べて下がるテンション。ついでにそのカラーの国旗を探すとエストニアバルト三国で住民手続きのIT化が最も進んだ国らしいんですが、近年バチバチしていたウクライナとも近く、あのへんです。

 それでもういちど考え直して、生命の色である緑を使って、緑白青に組み替えてみたんです。以前にもやって上手く行かなかったことがあるけど、今の俺ならまた違った感じに行けるんちゃうかと思って。

 そしてマルチカラーの混合色カードなど美意識に反するもの、土地も対抗色を含むものは排して絵的にキレイだと思う緑白青にしてみたんです。

 ばばーんとこんな感じ。

 ついでに緑白青の国旗って無いのかなと探すとアフリカ西部シリアレオネがあるんですよね。何でも英国に加盟していて主食がコメでとても貧しいんだとか。

 まあ、大枚はたいて強いカードで勝ったるわ!って時期もあったんですけど、はじめは友達から余りを分けてもらってバンディングのベナリアの兵士とかメサペガサスとかスクリプスプライトにウォーマンモスとかいっぱい入れてどんどん並べて「突撃!よっしゃ勝てる!」「はい神の怒りーっ。お前のクリーチャー全滅やからや」「なんやねんそれ!」てひと幕はありました。

 でも、その頃抱いていたワクワク感とかをこうしてまた新しいセットも入ってるけど、並べてみるとこのゲーム実は面白いんじゃね?という感覚戻りました。

 タイトルは国旗の色の話にしたけど、ゲームの意味で青白緑は「知恵、秩序、生命」なわけです。破壊や混沌の赤と冥界の黒を避けることで、人格変化まで言うと大袈裟かもだけど、今日の俺は違うんだぜ!という気持ちになってきたのであります。


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