気付けばまたギターの練習を丸1週間サボってしまった

 サボったというか、ギターの練習を続けていたことすら忘れるくらいMTGに没頭して1週間が経っていたのを手帳を見て確認した感じ。ただ、腹の底の方にある欲求不満に対してギターの練習で気を逸らしていた部分も否めず、納得いくまでMTGに集中して、そして先の記事で書いたがGGXXも皆が青リロだというのにAC+のほうがジャケットがかっこいいと思うという理由で選び、シリーズを重ねて強くなったコンピュータにいい勝負となって勝敗にムキになり遊ぶ余裕が無くなっていたことにも向き合っている。勝ちに余裕が出るくらいのバランスで、初めて実験的な戦い方も試せて遊ぶ余裕が出来ると俺は考えるのだが、負けてもいいから実験する心のゆとりが無くなっているという話でもある。

 たった数分だが、ギターの連取を1週間ぶりにしてバランスを取り戻した。ギターをサボる契機になったのは、とある相手にシンガーソングライターを目指すものとして日本の歌の根っこの方に近い「百人一首」で歌詠み勝負を仕掛けたことに始まる。作詞作曲が出来て歌って弾ければ理想だが、弾くをいったん置いておいて歌を書くという所をもっと掘り下げたいと思っていた。その勝負は多分俺の完敗で、ああ自分って才能ないねんなぁ、という当たり前の現実を直視して、色々と諦めるとちょうど19の頃のゲーマーの気持ちがまだくすぶっていたことに気が付いて火が付いた。

 まあ、百人一首というのが俺の解釈ではひとり一首x100で、一発屋と呼ばれる人が百人くらいいて日本の歌謡界は回っているという解釈なので、趣味でやっている弾き語り動画も色々とやったらそのうち誰か見てくれないかなというのではなく、1曲に絞ってみた。それはZYGGYのI’m getting blueで短くまとめると

 「土砂降りの雨が通り過ぎる頃には探してた言葉見つかるかもしれない」だ。

 その返事は自分でもやったことのある曲だが、ドリカムの「晴れたらいいね」だった。他にもやり取りというか、ネットの弾き語り界隈では色々なアマチュアアーティストの歌の披露があるのだが、競技かるたでひと文字目くらいで「はい!」と取られてまだ何の歌か分からない、みたいな付いていけなさを感じていたところにサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」が流れてきた。

 他にもK-POPの流行を追い韓国語で歌っているセミプロの人とかもいる。分からないけど、聞き流したりもしている。あとはストZERO2のケンボロ勝ち大会動画とかストVの頂上対決とかも見てたけど、格闘ゲームは最近そそられないと言いつつ青リロをポチっている。これもGGXのほうが面白かったかもとも、GGXX発売日に買ったけど独りでやるのがつまらな過ぎてポイしてしまって、ゲーセンで対戦しながらコソ連して上手くなった人の技をいただいて楽しくなり、AC+は辛抱して独りでやったけどどこか周りとペースが合わず苦しんでいた。

 まあ練習サボったことは多少悔いているが、この1週間はタバコの消費量が激減していた。まだ同じ箱がある。缶ビールの消費量は晩酌で1本だったのがここ最近2本ずつ飲んでいる。何か明るい展望があったら良いんだけど、唯一それがあるのがギターの練習だったかもしれないと思い出しているところ。

 話を歌に戻すと好きな歌が散文的というか狂詩歌的というか、誰かと言葉を交わす感じでは使いにくいのが多いんだ。まあ先にひとり一発と言って、歌って弾いて返事が返ってきたのでその時は大満足だったけど、三日と経てばまた欲が出て来てるよね。


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