たまっている楽天ポイントの使い道として「GGXX#R」の中古を500円送料込みでポチった。GGXXは既にPS2のAC+を持っておりそれで遊べば良いのだが、シリーズが進んだ今も#R(青リロ)を良しとするファンの集いがあるようで、俺は持っていないゲームでもそれの好きな人がいることは分かるし、面白いと思われているポイントも勘所は分かっているつもりであった。
それを言う俺自身がことストリートファイターに関してIIが良いとかその中でもターボとスーパーがどう違うかなど小うるさいところがあり、それは世間から見て些細な事なのも分かるが、同じような事でもモンスターハンターだって初代から大差のないリメイクを繰り返して2ndGでやっとヒットタイトルになった話をHALの先生としたことがある。
そういう風に大枠で捉えようとすると些細な事でも、とても大事な要素がGGXXと#Rの間にあるかもしれないし、そうではなく社会情勢というか、皆が暇と小遣いを余してゲームする余裕があるタイミングで新作の更新が噛み合って#Rで火が付いただけかも知れないとは思うものの、まあ俺も抱えていたMTGの研究がひと段落したので格闘ゲームの守備範囲ということで今も根強いファンがいる#Rを持って遊べば遊び相手も増えそうだと思っている。
考えるとGGXX#Rからスラッシュ~ACと移る間に俺は仕事でお給料をもらって大人の遊びに手を出しゲームに対する真摯さは無くしていたとも振り返る。ゲーセンバイトしていた時にお客さんひとりひとりの声を聞いていたのに、カプコンのゲームクリエイターは何万本の競争をしていて、そのくせ話を聞くよりアンケート用紙1枚の意見に左右されるところもある。ロケテストに行ってアンケート用紙に書き込みに行ったこともあった。
冷静になると「みんなといっしょ」に遊ぶには今更青リロではなくXrdやストライヴのほうが参加意識として正しいことかも知れないとはポチった後に思う。そうでないのは俺自身がストIV以降のストリートファイターは既に参加者ではなく観戦者みたいになっているし、そのくせ青リロを今でも好んで続けているカルトにそれで挑むほうがもっと勝ち目は無いのかもしれない。
ただ、セガサターンのX-MEN VS STREET FIGHTERやバーチャファイター2はマヴカプ2やバーチャ5を遊んだ後に取り返すようにポチって、それでも新鮮で面白かった。
まあ、AC+をやった時にソルの立ちSが何か重くて小気味が良くないと思ったのをカプエス2のリュウケンの違いで言うと、リュウのしゃがみ中Pとケンのしゃがみ中Pで数フレーム硬化差があって、リュウの方がハメっぽくなっているのに人気があったりする。他にはAC+のジョニーは減らなさ過ぎて不愉快に思うほどコンボ補正がきつい。
ただそれはGGXXとの比較だと思うので「みんな」と言って良いのか「青リロ勢」なのかもまだ分からないところはあるが、青リロも触って確かめたいってことです。