「手紙~拝啓十五の君へ」を10回くらい弾いた

 ツイッターのタイムラインに「息子が卒業式で歌うので」とアンジェラアキの「手紙~拝啓十五の君へ」をギターの演奏と歌詞字幕で投稿している人がいて、てっきり歌付きだと思って再生したら歌が無いのでカラオケ的にギターに合わせて歌っていると、自分で弾き語りしたくなり無料の楽譜をネットで見て演奏した。

 そのままではスクロールしないと画面が足りないので小さい文字でノートに書きとり、なんやかんやで10回くらい弾いた。思えばギターの練習の題材に良いものが思いつかずハナミズキを弾き語ろうと決めてアレは1年360回くらいは弾いた。しかしノートを見ながらなので、それでも譜面は覚えていない。小学校の社会科から人名や年号など暗記に関わる科目が苦手で、学習法によると反復回数の差が主因らしいが、1年360回弾いてそれでも忘れるのってやっぱ病気もあるんじゃないかと思う。

 小学校の頃に音楽の授業で習った歌などは歌詞をドレミに変えて歌う稽古などのせいもあって、今でも覚えていてギターもピアノもその稽古から入ったが、圧倒的に反復回数とか経験値が少なく、ファミコンの音楽を良く覚えていて、それを弾けるようになると音楽に対する情熱は冷め、それでも10年以上やったので習慣づいてはいて趣味として続けている。

 キーボードの稽古もリズムに合わせて音符が降ってくるアプリなども試したが、見ながら行けて次のステップに音符が消えて「覚えて弾け」という課題で投げた。もしかしたら、小学校で短いメロディを授業で20回から30回くらいやって、家でも宿題でやって、思い出してやって、100回以上はやっていて、歌とギターを両方するわけで歌は大丈夫なので、ギターも1日30回365日で1万回くらいやるとモノになるのかもしれないなとは思う。そこ、根性が足りない。しかし今後も根気が続けばやがて・・・?

 ギター再開に先立ってアニメ「ぼっちざろっく」を3話まで見た。けいおん!より俺の知る音楽業界事情に近く感じた。タイムラインで先週あたりに「観た」がたくさん流れていたと思う。ギターの上手い下手に於いて、ネットで動画晒して「下手くそ!」を弾幕で浴びて、しかしいつからか「すごい」を数回もらってやがて人気が無くなったので、自意識として最初に強烈に「下手くそ!」の傷が残っているが、まあ多分趣味として並程度には上手くも無く下手でも無くなんだと思うことにしている。プロ目指すんじゃなかったか?と、どこかで自分であきらめたこともほんのり思い出すのであるが。


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