時事でいうと新紙幣の話でそういや15年前はテレビを見て無くてネットニュースもヤフーくらいしか無かったものだからずっと自宅を兼ねた事務所でプログラムに没頭していた俺はコンビニで旧万札で弁当を買うと新紙幣をお釣りに渡されて警察に偽札を渡されたと持っていくとおまわりさんに「それ多分新紙幣ですよ。お金のことはそれ以上は警察ではなく銀行に聞いてみてください」と言われたことを思い出した。
近頃はテレビばかり見ていますが、こうなったのにも事情があって世の中のメディアは視聴者の囲い込みを狙っているんですよね。本を読んでいると購入履歴からその人の趣味が割り出されてその人が書いそうな新刊が出たりするもので、テレビくらい視聴者がいたらそうはいかないだろうと思うかもだけど、CM商品を積極的に買う人とかチャンネルを固定している人と番組を決めてチャカチャカ変える人、みんな占いで言うホットリーディングみたいなことをされていると思うのは統合失調症の症状？
プログラマーからテレビっ子に戻るまでに俺はiPodを大阪で最初に買った人になって、DJごっこをしていた時に最初は自分の持っているCDを全部iPodに入れてもスカスカに空き容量が余っていたのでとにかく人から借りたり買ったりして集めたんですね。その後にツタヤなんば店が出来てその前にはアップルストア心斎橋だったかな。ちょっと順番あやふやですけど、俺が人気者になるのではなく俺の持っているものがヒット商品になるというか。専門学校でCGを発表したときも俺がアーティストになるのではなく俺の持っているモデルのNECValueStarがバリバリ売れて使えないまま放置して新型に買い換えた人がいっぱいいたらしいです。このへんが便利な道具からエレキギターを商売道具に変えようと思ったキッカケなんですけど、こないだ中学生のアコースティックギターのコンテスト優勝者を動画で見てこの業界でギターで食うのは無理だと思いましたよ。そんでギターも従来の５万円モデルが売れたんでなく１万円モデルの中国産が出てフェンダーからそれにブランドロゴを付けた１万５千円モデルが出て楽器店の売上が上がってヤマハの株が１０年で３倍位の価格になっているという。俺も働いたんだよ！
で、何だっけ。そうピエール瀧の保釈だ。コンピュータで音楽というと今どきグーグルプレイとか想像するかもだけど、ファミコンとか８ビットマイコンのピコピコ音から小室哲哉の音楽ならびに小室哲哉というと褒め過ぎでレベル高くて腹が立つから電気グルーヴだって言う人がいっぱいいたんですね。年寄りってうざいですね。
それから俺の仕事が増えるのではなくピエール瀧がマスコットとして復権していくのは俺は関係なくピエール瀧さんの人柄だろうって意見は分かるんですけど、iPodでDJをしてからヒットチャートのサウンドにエレクトロと呼ばれるテクノの進化系が復権してサカナクションが流行ったのとかも、サウンドに興味のある人なら分かるはず。
そんでですね、それが際立つのも爺さんがアメリカ音楽に懐かしみを感じて酔うようにオッサンはレトロ感のあるシンセサイザー音に敏感なんですよね。ゲーム音楽で聞き慣れた音が楽器の音よりいい音だと耳に馴染んでいるというか。
それで何が言いたいかというと、iPodからiPhoneになってYouTubeで音楽を動画付きで聞く時代になってから生楽器が復権して、今の若い人はシンセサイザー音に何も思わなくなってきているということ。だから若手バンドの使っている楽器がKORGのキーボードでなくカシオ計算機の電子ピアノになってるのに気付いて今後はヤマハの株よりカシオの株かなと歴史が螺旋を描く予感はしてるんです。
デイトレやってた友人にヤマハの株の話はしたことあるんですけど、デイトレする人って中長期投資でお金を２倍３倍にしたいわけでなく、ちょっとの貯金でトレードを繰り返して雪だるま式に億万長者になることを夢見ていてかき氷式に無くなっていくという現実があって、５年で３倍とかでも元手が小さすぎて待ちきれないという。
最近の俺の話というのは３年前でも最近の話という感覚で、考えていることも気が長くて、若い頃と変わらなく見える趣味を続けている友人に話をしても、もう話が合う事自体が少なくなってきているんですよ。だからブログにしておけば、見つけてくれる人の中に分かってくれる人もいるかもしれんなと。
カシオの株が上がるか下がるかは買うか売るかでなく、有価証券売却益が給料を超えないのにカシオのために全身全霊で働けるかというトレードに近く、いや普通に働く気あるなら就職するほうが儲かるの基本ですよと。
これがアウトサイダー取引。インサイダーは違法だけどアウトサイダーは合法ですよ。
まあ、話の落とし所としては今後に石野卓球が使う楽器のメーカーに注目ってことで。頑張れ電気グルーヴ。儲かれ俺。ミヤザワブログはピエール瀧さんの薬物依存脱却を応援しています。
