個人開発ゲームは麻雀が最も売れているが「ファミベでグラディウスを作ってみた」動画も15,000再生を記録して、ゲームジャンルではなく丁寧にやれば見る人は見てくれると思うことにした。「ぜんまいハリアー」はシェアウェアで売ろうとしたこと自体が犯罪というか、本当に著作権侵害とかしたし、そもそも某SDKが有償販売にパッケージすることを想定しておらず、ベクターで販売にこぎつけるまで多方面への連絡と修正があった。
「そのくせヘボいじゃねーか!」と思われるかもだが、10年前の俺の目一杯だったのだ。副業だったし。
今落ち着いてみると、まだまだ俺はこんなもんだと思われて終わりたくない気持ちというか、ぜんまいハリアーが俺の代表作だとするのはゲーム業界に転職する時点での応募作品だったからで、44歳になってもプロフ写真が30歳みたいな会社も残っているかもナーって。
それでここいらで本腰を入れて、というか応募作品を作ってどこかのゲーム会社に入れてもらって勉強とかではなく、もう作って売っちゃうところまで自分でやったのだから、そのゲームが自分のプロフィールになって恥ずかしくないものを作ろうと。
プロジェクト名は「ぜんまいシュタイン3D」で、使う技術も某SDKではなくVBあたりになるかなぁ。VCで全部自前描画ってのがしんどいから某SDKてのも選択肢としてはあるけど。
あとこの10年でゲームに対する考え方も随分と変わった。俺は元々ファミッ子でコントローラーでアクションとかシューティング動かしているだけで気持ちいい!からRPGゲームとか作れるプログラマになりたいなぁ、くらいの子供だった。
それが今では、ゲームとは盤上競技であって、アクションとかのデジタルスポーツも選択肢にはありつつ、運動でもゲーム性のあるスポーツの面白さがあるよね、競技のシミュレータとしてのコンピュータゲームにより面白味を感じるので、そういうの作りたい。