ゲームプログラマーとして夢を追うことにした

 おかげさまでブログのアクセスが20万超え、そして麻雀ゲームの売り上げは18,000本、将棋が3,000本、雑多に色々ラインナップを作ったが、個人事業主として代表するゲームではなくスタッフとして参加したものは契約上守秘義務があり契約満了後の今は守秘義務はないらしいが、今後も仕事がもらえるかというと継続して守秘すべきという結論に達した。100万本以上出るタイトルで契約金のロイヤリティとしては会社99%自分1%くらいなわけだが、それでも自社開発より分が良いので、傘下に入るべきか独立すべきか今でも悩み続けている。

 もちろん、二者択一的な問題ではない。自分で事業して、時々契約するという働き方もあるだろうと今の道を選んだわけだが、40歳で戦力外と見做されている感もある。もちろん、頭を下げて雑用に徹すれば大企業体質で仕事はもらえるのだが、それで「自分でゲームを作った」という感覚が得られるのか、という話である。

 だから、売上的には自作タイトルのラインナップでいちばん少ないジャンルになるものを趣味で開発するのは、貯金して親のスネかじってまだ親父が元気な今のタイミングで、道楽として出来るこのチャンスを逃す手はないなと。面白くなったら売れるかというと、ジャンルトップシェアでもゲーム会社の中では規模や知名度的にランク外になるレベル。

 一発ネタとして大手人気RPGのスピンオフとしてSTG要素のあるものを出したら売れたという前例はあるし、銃をスプレーにしたら最大手メーカーで人気タイトルになり目下3作目開発中という案件もある。もっと言うと、敵が人間やロボットではなくゾンビにして撃ち易くするとそれはそれで100万本タイトルだったりもするから、そういうチューンで化ける可能性のあるFPSの中で、技術的に自分が持ち場としてブレないくらいの武器が必要だ。

 レイトレーシングのエンジンではなく今はラジオシティが流行っていると馬鹿にされたことがあって、ネットで記事を読んで怒る、みたいなこともあったが、そうではなく面白くて伝播して、ネットの無料ソフトでも麻雀や将棋なら数が出たわけで、そこまでの数をFPSでまず出すくらいを目標に射撃エンジン以外に迷路探索や遮蔽物に敵AIなどに仕事を分割して、いっこずつ勉強して作れば良いわけで。

 そんなわけで、個人開発で射撃ゲームに迷路エンジンを乗っける実験から今日はやる。


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