親父がマクドに昼飯を買いに行って帰ってくるまでの間にちょっとゲームを遊びたい。それに選んだのが遊戯王DSとことばのパズルもじぴったんアドバンスとケータイの数独だったんだけど、今日は深く考えるのがしんどい！と思ったのね。
それで先日部屋の隅からゲームボーイのソフトを詰めた缶を取り出して「まだこんなもん持ってたんか！」と思ったひとつがソーラーストライカー。
まずDSのGBAスロットに挿そうとしてみて入らず、ゲームボーイを探そうかとも思ったけどゼルダ専用機にして放置していたゲームボーイアドバンスＳＰに入れたらささって、電池切れだったので充電ケーブル探して、遊べるようになってプレイ。
今から考えたらどうしてこのゲームそこまで気に入ってたんだろうと思うんだけど、ゼビウスの面白さが分かる前に小学校低学年くらいでゼビウス死にまくってちょっとトラウマだった時にディスクシステムのザナックのパワーアップしまくり甘々でスピード感というのにハマってて、ちょうどソーラーストライカーがザナックからサブウェポンを無くした感じのゲーム。ゼビウスの対地対空の概念を無くしてザッパーだけにした感じ。それってスターフォースって言わへん？そんな感じ。
久しぶりに遊ぶとすぐ飽きるけど、ゲームウォッチよりは面白いと思う。懐かしさもあるけど、レトロゲーにどっぷりの懐古趣味からプレステ以降の３Ｄの面白さに慣れるとちょっと昭和感のあるゲームよね。いやひょっとしたら発売されたの平成だけど。
４面ボスをどう避けるか分からず全滅してちょうど親父がダブルチーズバーガーとポテトとコーラのセットを持って帰ってきた。親父の分はビッグマックとポテトとコーヒーな。
なんというか、懐かしさで行くと受験勉強で家に帰ると勉強部屋に監禁されて外出が認められずファミコンも取り上げを食らって同級生がＰＣエンジンＧＴを買ってもらっていらないからと譲り受けたゲームボーイを引き出しに隠して遊んでたの思い出すと「ツインビーだ！」だった記憶あるんだけど、いつしか堂々と遊べるようになった頃に好みがソーラーストライカーになっていて、それを大事に仕舞ってあったんだと思う。
簡単なゲームでストレス発散になっていたという話で、暇人して十分な余暇とエネルギーがあって、来る日も来る日も打ち込むとしたら、そりゃ当然に複雑でやりがいのあるものに興味は移るわけで。
そう考えると、ゲームの好みが変わったのは若干の成長かも知れないなと思う。小学校低学年でファミコンしてた時は「闇雲」だったけど、高学年くらいからＲＰＧに趣味が変わって、それって結局「算数」によるところも大きく、まあ鳥山明先生のマンガは子供向けでだんだんＦＦに趣味変わるんだけど、プレステくらいまで来て３Ｄやってから改めてゼビウスも２Ｄのようで地上物の概念が疑似３Ｄで面白いなぁって。
けど、それでもゼビウスにはまだトラウマが残ってて、小学校時代にいちばん面白く遊んだのがツインビーとグラディウスで、ゲームボーイのネメシスは持ってんだけど、「ツインビーだ！」が無いのは昔の俺のバカ。かといって今更ヤフオクとかで買うのも違う気はする。
そう思って、今残っているソーラーストライカーを遊んだのでした。またやると思います。まあ、その昔に下取りに出したのは相応に値段が付くからで、買いなおしてもプレミアとかではなく安いから、相場の変動に応じて売買すると売買益が出たこともあるんだけど、分からない人から中古ゲームの売り買いをする業者と思われるのも違うし、転売ヤーに儲けられたら腹が立つと思う気持ちはファンとしてメーカーにお金の入る新品の形で買って大事に使うべきみたいな基本形でモノを考えてる。
レトロゲーの値段の変遷を見ていると、スーファミが出てファミコンが投げ売られてプレステが出てスーファミが投げ売られたころにファミコンがプレミアになって、ネットの普及でプレミアだったものが生産ロット数で多数出荷されていたものは相応に出品者が増えて安くなって、またロットの少ないスーファミ後期とかのソフトが高くなって、ロットがあっても人気のものはそれでも値段が上がって、出鱈目に値段をつけていたような中古業者も他店との取引の間で相場が出来て行って。
その中でエミュレータとかで、パソコンでゲーム機よりも高いスペックがあれば無料で遊べるのになぜ買うかというパソコンオタク同士の問答もあって。著作権というキレイ事と、見た目とか手触りとかが記憶を呼び覚ますから実機が大事という意見がすり合わされて、ファミコンミニとかの商品企画になっていって。
前向かなきゃとは思うけど、たまにはどっぷり思い出につかるのもいいじゃない。
それでもいくら懐かしくて面白くても良い大人が古いおもちゃを高額で買うというのは特に女性から冷ややかに見られるというのも悩みだったりするんですよね。「もう似たようなの持ってるでしょ！」って奥さんでも無いのにって、先からそういう喧嘩に決着がついていないから結婚に踏み切れていない部分もあると思います。はい。分かってはもらえなくても許してはもらえる関係を作って、上手に暮らしている人が羨ましい。
