昨晩のテレビ「今夜くらべてみました」を見て寝たわけですが。
お世話になった人のために贈り物のスイーツを選ぶためにみんなで買ってきて味見する。
いや番組も上手いこと作られていたのを差し引きする必要なあると思うんですけど、結局「人のプレゼントを選ぶと言いながらほとんど自分たちで食っているじゃねぇか」と思うまでに眠い目をこすってテレビを見ていてから翌日の朝方まで気付かないあたり、俺も年食って頭の回転が鈍くなっちまったのだなと思いました。
俺は自分で喰うおやつは「おやつ買ってきたよ！」と電子レンジの台の上に置くんだけど、よくよく思い出すとおばあちゃんは「お供えものだからまずはまんまんちゃんにあんしいや」と言っていたなぁと思い出すのです。子供からすると神様仏様などいるものかと、結局最後は自分で喰うのに仏壇や神棚に一度上げる意味は何だろうと思っていたわけですが。
無宗教になってみてから他所の家にお邪魔して仏壇からお供え物の羊羹とかを出してもらってお茶でも入れてもらうと「ああ、信心深い方なんだな」と素直に思ってしまうところもあり、この手のプロテクトはやはり単衣の意味はかぶっているというか。
なんかお薬をもらうのに一度病院に行って問診をして処方箋を書いてもらって薬剤師さんからもらうみたいなところにも通ずるものがあり、俺も若い時はプログラマを仕事にしていたけど、やはりお客さんに無料でコピーできるソフトウェアで請求書を出しても渋られるもので営業マンが行って御用達を伺って、要件定義をする上級SEがいて仕様書が書かれて納期の間近にプログラマのところにどどっと仕事が来て上はなにやってんのと思ったものだけど、いざ個人事業種になってみると忙しかったけど下っ端の時のほうが羽振りは良かったなと。
まあ、羽振りがよいのを見て取ってあの業界は儲け過ぎだと叩かれたのもあると思いますけどね。まあスイーツひとつ取ってみても俺は菓子パンとかシュークリームのほうが安価だとおもうけどたまの贅沢で喫茶店でケーキ食ったりするんですけど、それもプレゼントラッピングで人数分買っておすそ分けで食べると贅沢でもないっていうか、女子は言い訳をして食べるために身を切っている訳で、おっさんの想像以上にお金のかかる社交をしているのだろうな。
