今日のMTG(ようやく自分を取り戻したよ)

 シエラレオネからフランスに帰ってきました。

 野次「日本だろ!意味不明な事言うな!」

 そんなわけで、白青赤のトリコロールです。緑は緑で良かったんですが、やっぱり焼があるほうがしっくり来るのです。てか、もうちょっと経験値無いと勝ちきれなかった時の詰めが分からないのです、環境はどんどん入れ替わってカードは複雑化するから。 

 それでまあ、もういちど書籍ディープマジックを読み込んでいます。早く強くなりたいと焦っていた昔の俺はまず本書のタイプ2のページを読み込み、本が書かれた1~2年後くらいのレギュレーションを勝とうとしていました。

 それからの経緯は過去ログに乱暴に書き散らしたけど、それを丁寧にまとめるのは今日の話ではなく、タイプ1を読み込むことにしました。著者は案外と親切なのです。

 まず筆頭に焼殺デッキを挙げてから、読み進めるとゲームが複雑になるデッキになっていきます。だいたい後ろに行くほど面白くなるのが本の進め方だと思っていたのですが、実戦を兼ねてみると、勝つだけなら焼殺デッキで十分勝ってしまえるのです。まあ、プロツアーなどの千人級トーナメントで優勝するかは分かりませんよ?相手にも同じような焼殺デッキは潜んでいて、当たるかもしれませんから。

 では必勝の続きは何かというと、やはり飽きずに遊んでいるわけです。順序で行くと、焼殺の次は大型クリーチャー高速出現デッキ、そして小型クリーチャー高速出現デッキなわけです(イマココ)それはタイプ2では白単ウィニーですが、タイプ1ではもうわけの分からないデッキで、もういちど活字からカードを引きなおす必要があります。

 ただし「そんなの持ってるわけない」と思うアンセストラルリコールなども青マナでカードを3枚引くわけだからジェイスで3枚引いて死ねばとか(3マナ3ターンで3枚引く)今手持ちのコモンで予言(青2でカードを2枚引く)などで疑似体験は出来るわけで、まあね、それを制限カードだと思って書いてあるルールを自分の頭で読み替えてシミュレーションすりゃ良いだけなんですけど、それあんまりやっちゃうと絵柄とカードが結びついたトレカの楽しみが無くなっちゃうわけで。

 それで、適度に部屋の片隅にガラクタカードの一角があり、それでトーナメントに出て負けて悔しくて買い足すというループからはお金が理由で何とか脱したので、ガラクタで出来る限りのあがきを、それも幾つもの勝ちパターンで。

 まあ、あんまり本気でやっても早いターンで決まってつまらないけど、そうなるとそこで使ったカードと手札を脇にどけ、余った山札から7枚引いてもう1ゲームを勝てるかとやっていくと、実はタイプ1のネックは60枚あることで、ゲームの初期では40枚から50枚のルールだったと記憶しているけど、禁止制限カードや4枚ルールを保ったままデッキ枚数を増やすことで参加のハードルを上げてお金がかかるようにして、それで売上が上がれば賞金総額が増えて参加者にも注目されるという経済的には膨らむ循環になったのだろうと思うわけです。

 そういえば近所で流行った頃に高校生くらいから小遣いが多くて60枚デッキを持ってたけど、小学生でも20枚デッキでカード分けてもらって遊んでいる子供とかいた。

 とかく原っぱとかも無くて施設の階段でジャンケンチョコレートしてた親子を見たくらいで小学校以外は外で子供が遊んでない街なのよね。あんなもの無くても遊べると思われるトレカだけど、街は子供にもおもちゃを売りつけて買う金が無いと遊んでやらないのだろう。かくいう俺もパソコンばかりだがな。


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