プロゲーマーときどさんの脇がしっかり固められている話

 プロゲーマーというかゲームでメシ食いたいとまでは思わないものの、大会優勝したいってかゲーセンの大会くらいなら優勝したこと何度かあるし、檜舞台とでも言うかな自分の優勝をもっと派手に飾ってもらえたらと思ったことはあるんです。

 けどまあ、簡単な話、自分で対戦動画取ってみてYouTubeにアップして集客がのべ500人といったところ、裏を返して自分がシナリオを書くというか試合をして飾ってもらって集客率とか視聴率として跳ね返って来て責任者になれるのかみたいなところを想像してみると、売れる試合の書けないバトルライターなのだろうと思うわけです。

 それでもファンとして観戦することはあるし、先日はときどさん関係のブログ記事を読んでいると、格闘ゲームの強さを決める要素は6つあって並べると

・攻略

・操作技術

・反射神経

・読み合い

・キャラの強さ

・メンタル

 とまあ、キレイに整理されているんですよ。努力2.0とか言ってた頃とかストIIの基本から始める新書を出していた頃なんぞはネタパクされたとかまだまだだとか思って読んでたんですけど、これはキレイにまとめられたなと。まあ長文の一説としてサラッと出てきた感じなんですけど。

 「キャラ差やん」とか「下手なくせに」とか人々の言い分がどこか皆それぞれ押し問答になりがちなところが、レーダーチャートで六分儀といいうか六角形と言った方が良いな。六角で考えて皆それぞれ凸凹になっているんですよとすれば一目瞭然で納得。

 これまあ、ときどさんの発言なのかインタビュアーというかライターさんが手心加えられたのかもですが、ときどさん本人も立派な学歴なわけで、その脇を固めてまとめるとなると相応に筆致に書かれているわけです。

 誰も書かないから書いてるだけで自分の縄張りみたいに思ってたところで、もっと上手い文筆を見せられて、なんか負けた感じはしたけど求めていたものはそれでした。


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